バイバイのお話。

ヒデさんは昨日から、ハルの所に泊りに行ってる。
大学のナンダカホニャララで、それで・・・。
よくわからないけど、なにやらイベントがあったらしい。

いいな～。
私もハルに会いたかったな～。

もうすぐ夏休み。
がまん。がまん。




今日は小山のプールで大会。
朝早く、コーチが家の前まで迎えにきてくれて、
いってらっしゃ～い。

私はそれから１時間後に出発。



会場についてすぐ、前のプールの友達からメールが入ったんだ。
「来るの？」
もうすぐそばだもんね。

に～～。
うっわ～～い！

階段を駆け上って、急いで上履きに履き替えて、
受付の役員さん達に「お久しぶりです。どもども」
ちょっと気恥ずかしい。

だだだーーー！
どこ？どこ？どこだー？
いたいたいたーーーー！！

「会いたかった～～～～～！！」
びえ～ん、びえ～～ん、
抱きついて、泣いてしまいました。

周りにも、たくさん、仲良しにしてくれてたお母さん達。
笑顔で迎えてくれたんだ。

会いたかった。
会えてうれしいよ～～。

すりすり。すりすり。
暑い暑い、と言われても、すりすりくっついてました。




ボッコの出番は、午前中、早い時間に２本。
あっと言う間に終わり。
２本とも、地味に自己ベスト。
う～ん・・・
ドヤ顔はできなかったけど、
自主トレ期間１ヶ月、選手コースに入って１ヶ月、
で、ベストでたら、まずまずかな。
JOの標準記録は遠いけど、挑戦権はあるんだ。
あと２週間、またタイムを縮めておくれ。


ボッコも楽しそうだった。
仲よくしてたお兄ちゃん達と、楽しそうにやってたよ。
中学生の男の子達に可愛がられてたからね。
一緒にいる姿が微笑ましかった。

ジュンヤ兄ちゃんと、たまたまTシャツが同じだったんだ。
ラベンダー色のアリーナ君Tシャツ。
そしたら、一緒にいた、カゲヤマ兄ちゃんも、「同じの買ってこよー！」だって。
おそろい！

ヒイロ兄ちゃんには、私もすりすりしちゃったのだ。
すっごく仲良しだった兄ちゃんだ。


気持ちが追い込まれてやめちゃったスクールだけど、
ボッコも私も、みんなのこと大好きだったんだ。
すっごく楽しかったんだ。


未練がましい。
って言うんだったね。
そういうのって。


さよならの時、コータ親子とすこしおしゃべり。
優しいお母さんとお父さん。
コータは同じ学年。仲良し。
バイバイ。

バイバーイ。

車に乗って出発したら、向こうの車の窓が開いて、「バイバーイ！」
あ～～～！バイバイ。
あっちの車の窓からも、「バイバーイ！」
う～～～～～。バイバイ。
バイバイ、バイバイ。


バイバーーーーーーイ。


みんなとバイバイ。



運転してたらお腹が空いてきた。
お昼食べたのに。

帰りにレストランに寄って、ボッコと二人で早いお夕飯食べてきた。
少し買い物もして、
ボッコ「デート、久しぶりだね」
そだね。
あれ？昨日のお散歩もデートじゃなかったか？


家に帰ってから、水着を洗ったり、
片付け物をしたり・・・

買ったばかりの携帯のストラップがうまく付かなくて、
何度もやったんだけど、何度も、何度もやったんだ。
でも、付かなくて、うまくいかなくて、
だんだん、頭の中がゴチャゴチャになってきちゃって、
付かない、付かない、付かない、ウワーーーー！
ゴチャゴチャ。
どうしたらいいかわからなくなっちゃって、


そしたらね、
急に寂しくなっちゃったんだ。

会いたかった人達だったんだ。
いつも一緒だったんだ。
楽しかったんだ。

お別れしたのが、悲しくなっちゃったんだ。

みんなが、バイバイって、バイバイ、バイバイ、って。


またね、大会とかで会えるかもしれないけど、
お別れしたチームの人達だから、
切り替えなくちゃならないんだもんね。


さよなら。
バイバイ。
大好きな人達。
ありがと。
バイバイね。




嬉しいことがあったよ。
これは、嬉し泣きなんだ。
唯一のチームメイトが、JOC標準記録を突破したんだ。
全国大会に出場だ。
おめでとーーーーーー！！
誇らしいよ。



ちょっと、疲れてて、頭がゴチャゴチャだから、
きっと、あとで読み返したら、変な文になってるかもしれないけど、
今、言いたいこと書いただけ。

そんだけ。