のびちゃんの「どうなるのよ日記」

病気したりケガしたり、なんだかいろんなことがありました。

「外を歩こう」

2012-10-08 | ●ハルと暮らしてます
前回の受診で、先生が、
「少し、外を歩いてみようよ。散歩でも買い物でも」

そう言われてるから、
誘ってるんだけど、
ハルは首を軽く横に揺らすだけ。

う~ん。



自分の身支度はできるから、ま、いいか。
表情も良くなってるから、ま、いいか。
一緒にマリオカートやってくれるから、ま、いいか。
モンハン教えてくれたから、ま、いいか。
3食ちゃんと食べてくれてるから、ま、いいか。
夜、寝て、昼間起きてるから、ま、いいか。


また後で誘ってみよう。
その気になったら、一緒に散歩に行こうよ。ハル?



私も外にできれば出たくないもんだから、
ふたりで家の中でずっと過ごすのはとても都合がいいことなんだけど、
でも、ずっとこのままじゃだめなんだろうな。

私もあんまりそういう面で元気じゃないから、
よくわからないや。
強制的なことはまったくしたくないし、
強制といかなくても、うまく誘い出そうと、
試行錯誤したりもしない。
できない。

はたして、私と居て、
ハルは外に出たいと思ってくれる時がくるんだろうか・・・。

ときどきは、声をかけてみよう。
「行こう」。







朝、起こして、朝食。
調子が悪そうだったんだ。
「どした?また頭痛い?」
首をかしげる。
「何か変?紙に書いて?」

書いたこと・・・「わからない」
どうして「こういう気持ち」なのか、自分のことがわからないって。

そういう症状なんだよ。

次に書いたこと・・・「何時間前に起きた?」
自分の起きた時間を聞くから、さっき起こして食べ始めたばかりだから、
「たぶん起きてから10分ぐらい」って書いたんだ。
そしたらね、「じゃあ、眠いんだと思う」
って、答え。

自分の調子の悪さが、『眠いから』って、
それがわからなくなっている。
ハル、
でも、きっと、午後には調子が良くなってくる。





今日はお昼を食べるときに、
ハルのチョイスで、音楽をかけてくれた。
私の世代の、私がレコードで夢中になっていた、YMOだよ。
リマスター。
すっごく懐かしい。
「トキオ、トキオ、」
 


優しいからね。
自分のことだけじゃなくて、私のことも気にかけてくれるからね。



ハルが辛そうなのは、朝だけ。
お昼ごろからは、好きなゲームやったり、テレビ見たり、映画見たり。
居心地はよさそうで。
このまましばらく、ストレスのない生活をおくれれば、
ココロが休まって、何かがかわるかな。



ちょっと困ってるのが、私がどうしていいかわからないこと。
ハルが嫌がるかもしれないこと、
ハルががまんしなくちゃならないこと、
それは避けたいんだよね。
だから・・・。
「手伝い」とか、させるって、どうなのかな。
本人がやったとしても、もし嫌なことだったら、
ストレスになっちゃうかもしれないから、
今、家のことは全部私がやってる。
私はそれでもいいんだけれど、
ハルに、何かしてもらったほうが、いいのかな。
わからないんだよね。
私の言葉に対して、どう感じてくれるか、
見当がつかないんだよね。
とにかく、今思うのは、これ以上、ひとっつも、ちょびっとでも、
ハルのストレスを増やしたくない。

自分の身支度や、聞いたことを教えてくれたり、
気を使ってくれてるから、
まずは、それだけで充分かなって思ったり。

まずは。


今は。



と、考えたりしてるから、
どうやら私のオノウミソが疲れているようだよ。
いつも緊張してる。



こりゃ、まだまだ、ずーっと、まだまだ、
ずーーーーっと、ながーーーーーーーく、
なが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~く、
かかりそうですね。








ハル、まだ
ひとことも声がでません。