宮古島市長選あす投票 ザキミ氏奮闘
大激戦の沖縄県宮古島市長選は19日に投票日を迎えます。玉城デニー県政を支える立場で2期目を目指すザキミ一幸(いっこー)候補(75)=無所属現=は金権腐敗政治への後戻りや宮古島の軍事要塞(ようさい)化を許さず、「市民ファースト」、市民が主人公の市政の前進へ連日、猛奮闘しています。
6人乱立の選挙戦。保守系有力3候補のうち、とりわけ前副市長の候補は、企業を束ね、選対事務所の周辺に企業名の入ったのぼりを林立。ザキミ氏と1票を争っています。
ザキミ氏や支援者は、一部企業との癒着が大問題となり市内の陸上自衛隊駐屯地の用地取得を巡る収賄で後に有罪が確定した前市長のときのような市政に戻すまいと必死の運動を展開。学校給食無償化の継続・拡充、地元の農畜水産物に付加価値をつける6次産業化推進による市民所得向上などザキミ氏の希望の政策に支持・共感が広がっています。
平和の問題でもザキミ氏は期待を集めています。敵基地攻撃能力のあるミサイル配備に反対するデニー知事と連携し、下地島空港(市内)の軍事利用を許さず、日米合同演習での米軍の入島を拒否してきたザキミ氏に対し、市民団体「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」は推薦状を出しました。
ザキミ氏は17日も市内各地を駆け巡り「必ず勝ち抜いて宮古島の振興、10年20年先の市のしっかりとした基盤づくりを進めたい」と力を込めました。同時に行われる市議補選には、ザキミ氏と連携するクニナカ昌二氏が立候補しています。
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