t0.5で作っている方は、内張りもt0.5(こちらは本当はt0.3でもよい)で作り、キハ30と同じく窓回りを大きめにくり抜きます。
窓回りを抜いた所です。こうやって車体の厚みを調整します
t0.5(下)は従来どおり車端に段差を作りますが、t0.3+t0.2(上)は車端まで同じ寸法として段差がありません。その分妻板の取り付けでズレに注意することとなります。また、後者は窓を同寸で抜いているのにも気がつかれるかと。で、両者同じ厚みとなるわけです。
2両同時進行の方はこうやって合わせて輪ゴムでとめてやるだけで車体がほぼ予定の形状に曲がる様になります。
ドア部を除く車体下端から3mmの所に線を引き、そこをガイドにアングル材を取り付けていきます。
アングルを貼ったら、車体内側にサフェを塗って下地仕上げを開始します。
外側も後からドアを貼る部分を除いてサフェを塗っておきます。
これらは車体側板の強度と屋根の強度にどれだけ差をつくるか(屋根の曲げ易さに持っていくか)を意図しています。なので、最後の1枚も輪ゴム1こだけで車体断面を構成できるように曲がっていることが見えるかと思います。
ペーパールーフでうまくできないと聞きますが、たぶんここまでの段階で車体ができていないまま、妻板を取り付けるので、うまくいかないのではないかなと思います。(私の勝手な推測ですが)
側板だけ固めてしまう訳ですか。
確かにそれなら屋根の曲げやすさが変わってきますね。
ちなみにキハ30系の屋根Rは、
肩の所で急に曲がって、
あとはほとんど平に近い形が特徴ですので、
是非カッコ良く仕上げて下さいね!