タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

釧路川水系別保川支流三の沢の危険な岩場

 釧路川水系別保川支流三の沢の急斜面は、岩盤の上に薄い表土が被さり、中腹からは岩石が剥き出しのガレ場が続く。さらに登ると尾根直下は高さ 20 を越える垂直に近い崖が行く手を塞ぎ、圧巻である。

 崖のあちこちに小さな草付きの岩棚が多数あり、立派なギョウジャニンニクが生育しているのが見える。しかし、この岩場は、ロッククライミングの知識と技術と装備がなければ登ることができない。

 欲を出すべからず。君子ならずとも「危うきに近寄らず」である。一昨日、北海道標茶町塘路の山林で山菜採りの男性がヒグマに襲われ怪我をした。山菜採り中に発生する事故は、ヒグマとの遭遇、急斜面での滑落が大半を占める。無理をしない、単独行を避ける、が鉄則である。
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