<ヤマメが釣れた緩やかな浅瀬と釣果の一部>
4月 28 日、 増水と濁りが治まったので、 別保川上流でヤマメ釣り。 ヒグマの出没を警戒し、 鈴を鳴らしながら、午前は橋から釣り上がって2時間、昼食に車までもどり、午後は釣り下がって2時間。この釣り場は、 かつてヤマメが4対1くらいの割合で優勢だったが、 年々アメマスが増加し、近年は4対3くらいの割合で圧倒的に優勢になった。ヤマメ・アメマス・オショロコマの生息域は水温と餌場の競合に左右されるので、 低水温に弱いアメマスが別保川上流で増えたのは、 地球温暖化による川の水温の上昇が原因と思われる。 10 年前に僅かながら釣れた、 高水温に弱いオショロコマが完全に姿を消したのも同じ理由による。
この日の釣果はヤマメ(14 ~16 ㌢ )が 33 匹。 数が多いアメマスは、 飲み込んだ針を外すとき鰓を傷つけ、 川に戻しても助からないと判断し、 魚籠に入れた4匹を除いて、すべてリリース。