ベランダのやや右手に見える、私の一番気に入りのオンコである。昭和63年春に造園業者が田舎家から運搬して移植したとき、ちょっとした手違いで植え位置を誤り、ベランダからは幹の曲が見えない。この写真は、曲が少し見えるように60度くらい右から撮影した。
剪定は三日間を予定していたが、意外に手間取った。21日のお昼前に≪剪定(6)≫を終了、午後から≪剪定(7)≫に着手し、24日午後3時に終了した。
昨年と異なるのは、手作りの木製三脚脚立がとうとう腐朽のため使用不能になったこと。手頃な大きさで使い勝手がよかったので残念である。もう一つは、コナカイガラムシがかなり広範囲に発生したこと。6月が低温多雨だったため、害虫の発生への対応が遅れたのが原因。今は応急措置として<ボルン>を散布し、本格的な駆除は、幼虫が動き出す来年の6月に、地面への<オルトランDX>混入と、葉への<ボルン>散布を行う。
写真下段左は、もともと正面にするはずだった幹の曲が見える側。右は、現在、ベランダから見た正面。同じ樹なのに、見る位置によって幹模様が大きく異なる。このオンコを剪定するたびに、毎年、移植時の造園業者の不手際を残念に思う。昔から「餅は餅屋」というが・・・。
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