タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

特定の樹木と共生するイグチの仲間 = ハナイグチとカラマツ&ヤマイグチとシラカンバ

ハナイグチ 10 月2日 東遠野(北海道釧路町)のカラマツ林で撮影
ヤマイグチ 9月 28 日 厚岸群界林道(北海道厚岸町)の針広混交林で撮影

 最近たまたま、特定の樹木と共生するイグチの仲間2種、ハナイグチとヤマイグチの似たような形の幼菌を撮影する機会に恵まれた。

 ハナイグチはカラマツの根に外性菌根を作り、相互に栄養を交換し合って共生する。カラマツは明治初期に造林のために本州から移入された樹種であり、ハナイグチもその際に北海道に持ち込まれた。ヤマイグチはシラカンバなどカンバ類と共生し、北海道にもともと自生する。どちらも優れた食茸。
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