タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

北海道の夏の原野を彩るエゾキスゲとエゾカンゾウの花

<エゾキスゲとエゾカンゾウ(ゼンテイカ)の花>

 画像上段のエゾキスゲは、弟子屈町美留和原野で、下段のエゾカンゾウ(ゼンテイカ)は、同町オソツベツ原野で撮影。いずれも北海道の夏の原生花園を彩る代表的な花。花序の形・花色の違いで識別できる。

学名 Hemerocallis flava var. yezoensis
種名 エゾキスゲ
分類 ユリ科ワスレグサ属
 日本では北海道のみに分布、海岸に近い草地や丘に自生する多年草。本州に分布するキスゲの近縁種で、マンシュウキスゲの変種。長い茎が上部でまばらに分岐、先端から短い花柄を数本出し、長さ約 10 ㌢、 径7〜8㌢の淡黄色漏斗状6弁花をつける。

学名 Hemerocallis dumortieri var. esculenta
種名 ゼンテイカ(エゾカンゾウ)
分類 ススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属
 本州中部以北と北海道に分布する多年草。ニッコウキスゲの名前で有名だが、種名・分類いずれも混乱し、統一されていない。北海道に自生するエゾカンゾウは同種と見られる。長い茎の先端に、ほとんど花柄のない、 長さ・径ともに約 10 ㌢、 橙黄色の漏斗状6弁花を数個つける。

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