タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 早春の西別岳遠望 ≫

P1020666 4月9日の釧路の早朝は曇天だったが、テレビの天気予報は<曇り後晴れ>だったので、女房の運転で少し遠出をした。7日のギョウジャニンニク採りで、筋肉の張りが残っている。
 ジムニーは国道391号線を軽快に北上、塘路で給油を、と右手前方を見ると、あららっ、いつもの建物がない。山砂をブルで均して更地になっているではないか。給油所は潰れてしまっていた。
 標茶町郊外のスーパーで弁当を買いジムニーはさらに北上、弟子屈町の近くで、ブログ用に、青空に映える西別岳を撮影して、左前方を見ると、あららっ、見慣れたミニ・ホームセンターの店舗が売り物件になっているではないか。本物のホーマックのようには経営が成り立たず、潰れてしまっていた。
 4月1日から2日にかけての暴風雪の影響で、牧草地にはまだ雪がかなり残っているが、日当たりのよい場所では、ケヤマハンノキの雄花が房状にぶら下がっている。車を降りて、近くで見ると、雄花の斜め上部に小さな雌花が数個ついているのが分かる。葉が開く前に開花し授粉するが、時期的にもう少し先だろう。
P1020667P1020665 西別岳は、低山だがまだ全面雪に覆われ、ブッシュを気にしないでルートを比較的自由に選択できるが、荒天時は冬山と変わらないので、登山では装備を十分に点検すべきである。雪崩の危険もあり、地形に注意したい。
 川湯近辺は、沢地の斜面はまだ分厚い雪に覆われているが、小さな流れは確実に春の到来を告げている。あまり釣り人に知られていないのが幸いして、この小川ではヤマベが釣れる。

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