六月七日に、鳥取コカ・コーラウエストスポーツパークで行われた、陸上・布施リレーカーニバル兼スプリント挑戦記録会で、女子百㍍の福島千里選手(写真は、6月8日付『讀賣新聞』第17面〈スポーツ〉から転写)が、一日で二度日本新記録(11秒28・11秒24)を出したことは慶賀に堪えない。
福島は、天下晴れて「世界選手権(8月・ベルリン)参加標準記録A(A標準=11秒30)を突破し」(同日付『北海道新聞』第20面〈スポーツ〉)、日本の陸上競技界の期待の星となった。この記録は、北京五輪の準決勝に進めるレベルだそうだ。
しかし、「夢の10秒台への手応え」の見出しに異議を差し挟むつもりは毛頭ないが、選手の臍だしウエアには、私は意義を見出さない。 初等中等学校児童生徒が出場するマイナーな地方大会(写真下段は、六月六日に行われた釧新杯釧根陸上大会の中学女子八百㍍競技、6月7日付『釧路新聞』第3面から転写)でも、遠からずこの臍だしウエアが着用されるのではないかと危惧している。
私のような時代遅れの非科学的爺(じじい)は、日本や世界のトップ選手がやっていることを取り入れて何が悪い、と言われれば、グーの根も出ない。
陸上競技で女子臍だしウエアに利点があるのなら、非科学的爺(じじい)でも分かる科学的根拠を出してもらいたい。
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