愛鳥週間(五月十日~十六日)の意義については、平成十九年五月十日投稿の記事≪愛鳥週間≫で記しているので、ここでは、日本における歴史的経緯について若干触れる。
日本での最初のバードデイは、昭和二十二年四月十日で、この時季は東北・北海道ではまだ雪が残っているため、五月十日に変更され、昭和二十五年から現行の<愛鳥週間>となった。
写真上段は、五月十四日の三度目のシイタケ採りの際に、珍しく山中で撮影したつがいと思しきキジバトで、デデッポーの挨拶を受けたが、愛鳥週間の主役は、たまたま見かけたビンズイに譲ってもらうことにした。
抜け落ちたエゾシカの尾の冬毛をくわえ、巣作りの最中のビンズイを見つけたのは、シイタケをひと山採り終え、車に戻って朝食の弁当を食べているとき。
発見者は女房、先にカメラを取り出したのは私。窓越しにそっと撮影し、すぐその場を離れた。愛鳥週間の頃は、どの野鳥も繁殖の時季で、愛鳥週間の意義は、野鳥が安心して巣作りできる環境を保全することにある。この時季に樹木に巣箱を設置するなどの人間の勝手な行為は愚の骨頂。ただ見守るだけでよいのだ。
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