タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ キャリーで市民雪捨場を九往復 ≫

P1010096 私の家の近辺には、己の敷地内の積雪を車道に排出し、他人の迷惑を顧みない輩(やから)が少なからず居住している。心根は猿より劣るのに、口は達者でチャラチャラと綺麗事をならべる、さもしい連中だ。
 私は田舎家に住んでいた小学生の頃から、敷地の周りの歩道は自分で除雪するように父から厳格に躾けられて育ったので、釧路に移り住んでも、その習慣を守っている。
P1010085P1010088 釧路では、十日午後からの暴風雪で二十二㌢の積雪となったが、少年の頃、二階の窓から外に出て、二百㌢近い雪を大型の鉄スコップではねたことを考えると、何ほどのこともない。
 十一日は日曜日なので、釧路市ごみ最終処分場の雪捨場(日曜日は九時から十二時半まで使用可)に午前中四回、午後からは、大規模運動公園の雪捨場(九時から五時まで、今回は特別に夜間も使用可)に三回、擁壁東側と車庫の角まで歩道の雪をキャリーに積んで排雪した。写真下段<左>の左端に写っているのが私の軽トラック。
 擁壁南側は積雪が少なかったので、十二日は、九時から釧路市ごみ最終処分場の雪捨場を二往復して歩道の排雪は終了した。トラックへの雪の積み込みは、女房が手伝ってくれたので大いに助かった。それにしても、二日間の除排雪作業の間に、釧路市の道路パトロール車が巡回するのを一度も見かけなかった。これが蝦名市長のいう「顔の見える行政」の正体か。市道の除雪状況を確認するのは市役所道路維持事業所の役目ではないのか。昨年と異なり、武佐地区の市道の除雪は全くの業者任せだった。
 蝦名市長は、「市職員が市庁舎から飛び出し、積極的に市民の中に入り込んで、一緒に悩みも喜びも共有する」(11月17日付『釧路新聞』第11面)姿勢を強調したが、今回の除雪作業で、市長の「顔の見える行政」は空念仏だとはっきり分かった。

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