十日午後から翌朝までの暴風雪で、釧路では二十二㌢の積雪があった。我が家の庭は一面の銀世界で、庭木は湿った雪を載せて重そうだが、枝折れには至らない程度で安心した。
夜半に一度、明け方に一度除雪車が入り、我が家の東南の角に雪を積み上げてあった。この程度は仕方がないと諦めて、九時から除雪を始めたところ、じきに坂下から除雪車が上がって来、さらに大量の雪を積み上げようとするのでクレームをつけた。他に置き場所はたくさんあるじゃないか。
釧路警察署では、「除雪する際は、歩行者の通路や横断歩道を確保してほしい。車道に雪を出さないようにし、交差点付近に雪を山積みにしないように」(1月12日付『釧路新聞』第15面)と注意を喚起している。
写真下段<左>(我が家の角の交差点)と<右>(道路向かいをやや下がった、交通量がはるかに少ない交差点)の雪の量を比較してもらいたい。<左>は、オペレータと交渉の末、三分の二を他所へ移してもらった残りの三分の一である。それでも、歩行者の通路どころか、雪は車の停止ラインを超えて大きく車道にはみ出ている。
除雪車のオペレータは、「町内会の指示でここに雪を置いている」というが、とんでもない話である。釧路市の除雪センターは、町内会の指示に従って、特定の箇所に意図的に大量の雪を置かせているのか?
私はこれまで、昔からの習慣を守って、写真<中>のように、歩道の雪を自家用トラックで市民雪捨場に運んできた。加入率が五十%を切った任意加入組織の町内会(12月4日付『釧路新聞』第1面)が、戦時中の隣組のまねごとをするなら脱会するまでだ。
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