タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ ウォーキング余録(トビのねぐら)≫

P1010062 一月九日は、女房が行きつけの美容院に出かけたため、ウォーキングは私一人で、我が家から市道旭橋通に出、太平洋記念みなみ病院の丘を回って、道道久寿里橋通に下り、コールマイン選炭工場を右手に眺めながらコープ札幌で左折して、ほんの小一時間の軽い運動だった。
 途中で、旧太平洋炭鉱の山神を祀った春採神社鎮座跡地の丘を撮影した。社殿があったのはこの斜面左手奥の中腹で、今は雑草に覆われ、周囲の雑木林がトビやカラスのねぐらになっている。平成十四年一月に太平洋炭鉱が閉山し、社殿がなくなり、参道もいつしか笹に埋もれた。
P1010043P1010059 一月七日のウォーキングでは、トビの飛翔を捉えられなかったが、今回は旋回の形を見定め、レンズをやや前方に向け待ち受けてシャッターを押した。被写体がはるか上空、しかも曇り空のため映像が暗いが、安価なデジタルカメラによる撮影では、こんなものだろう。
 写真中段<左>のトビは、丘に近い公務員宿舎の屋上のアンテナで一休みしているところを、鉄筋コンクリートの建物の斜め下からパチリ。
P1010053 写真下段は、同じ公務員宿舎の駐車スペース縁に植わっているエゾヤマザクラに止まっていたツグミ。珍しく、近づいても飛び去らなかったので、ほぼ真下から撮影した。
 車で通り過ぎていたときは気づかなかったが、自分の足で歩いてみると、思わぬ所に思わぬ鳥がいることに驚かされる。          

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