<背高のっぽハンゴンソウの複散房花序の集合体>
7月 27 日に「お出でお出でをするハンゴンソウの葉」を投稿したときは、まだ小さな蕾が見える程度だったのが、2週後の立秋には黄色花がポツポツと目立ち始めた。前日のヤマメ釣りの疲れもものかは、撮影のため、厚岸町八千代林道まで女房にジムニーを出してもらった。学名 Senecio cannabifolius
種名 ハンゴンソウ
分類 キク科キオン属
北海道と本州中部以北に分布、山地の湿った草地や林縁に自生する多年草。根株から叢生する高さ1〜2㍍の茎上部の葉腋から伸びる長い花茎に、複数の花柄が互生。さらに各花柄に互生する小花柄の先に、径約2センチの黄色小頭状花(中心部の多数の筒状花を5〜7枚の舌状花が囲む)1個を散房花序につけ、全体として大きな複散房花序をなす。
満開時には、花梗の先についた複散房花序がいくつも集まって、豪華なな黄金花の塊を形成し見応えがある。