タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 二度目のシイタケ採り ≫

P1030226 五月二日にシイタケを採った斜面に残してきた小さな幼菌が採り頃になるという女房の判断で、五月八日早朝五時に出発を予定していたが、あいにくの霧雨で、天候の回復を待ち十時半に家を出た。
 現場に着いたときは既に遅し、先客が三人もいて、要所の倒木には採取された跡が点々。ほとんど毎日山を歩いているという七十歳代の老人に敵うべくもないが、それでも採りこぼしがあるもので、めげずに歩いて最終的にはそれなりの収量があった。
P1030227_3P1030228_2_3 最後の場所を採り終えてジムニーまで歩いて戻る途中、これまで私たちが入ったことのない側に中年の男性の姿が見えた。「しめしめ、あちら側にもミズナラの倒木があるんだ。今度入ろう」と女房がいう。ま、車が止まっていたり人の姿が見えたりすれば獲物があるということ。他人に知られないように、わざわざ遠くに駐車する人も多いそうだ。
P1030224P1030230 今回は、わずか三個だが、この春初めてのヒラタケも見つけ、エゾオオサクラソウの大株の写真を撮って帰宅した。
 早朝の霧雨とは打って変わって好天となり、シイタケもさりながら、よい森林浴を楽しんだ。書斎でのデスクワークと比べて足腰に負担がかかるはずなのに、腰痛が軽くなるのが不思議である。最近は右膝関節の痛みも快方に向かっている。

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