タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<田舎家の解体工事終了>

 9月10日付『讀賣新聞』第11面 (9/20・27『週刊現代』の広告画像を転写<赤丸は筆者>)  ■ 親が生きているうちに始めるなら  ■ 遺品は「整理するではなく「処分する」を前提に  ■ いちばん大きな遺品は「家」そのものである  ■ 体力と決断力がカギ  ■ 悩むくらいならプロに任せる  ■ 体験者が明かす「あのとき、こうしておけば」 画像<下段上>は、私たち夫婦がブログで「田舎家」と呼んでいる、私の亡くなった両親が住んでいた家である。建坪57.02㎡のこぢんまりとした平屋だが、コンクリートブロック造りで、築後49年の今でも居住可能である。敷地は2戸分で、面積は1300㎡。 この家は、両親が昭和63年に釧路に引っ越して長男の私の家族と同居したため、空き家となった。以来、私と女房が年3回の敷地の草刈りと定期的な家屋の保守管理を担い、平成20年に両親が相次いで亡くなって、私が家と宅地を遺産相続した。 家と後ろの納屋はいずれ処分するつもりでいたが、たまたまこの夏、地元の専門業者と話し合う機会があり、8月18日に業者の現場下見、21日に工事契約成立、と一気に事が進んだ。28日に解体工事が始まり、9月6日終了。9月9日、私と女房が業者立ち会いで工事終了現場(画像<下段下>)を確認した。9月10日、業者の銀行口座に工事費130万円を振り込んで一件落着。  私も70歳を超え高齢となり、息子たちにこの重荷を遺して逝くことはできないので、今回の決断はまさに時宜にかなったと思っている。工事費は、私が自由に使える小型金庫のホマチ金から支出し、蓄えに手を付けずに済んでホッとした。年3回の草刈りは、近隣に迷惑をかけないため、今後も10年は続けたいと思う。
   
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