このレンギョウは、道路側の擁壁に沿って植えられたエゾムラサキツツジの間に位置しているが、すぐ傍のオンコの下枝と重ならないように、道路から見て左に寄せて植えた。
5月22日(火)投稿の<レンギョウ満開>の写真で、背後のオンコ・左右のエゾムラサキツツジとの位置関係、特に左側の間隔が狭いのが分かる。
立ち上がりが四寸もある太幹の大ものなので、今季は植え替える気力が沸かなかったが、6月4日(月)に、思いきって、木姿の改造と植え位置変更を断行した。午前9時から始め、午後3時に終わる難作業だった。
周囲に伸びた根から出る新芽は、毎年取り除いていたが、残しておいた二つが、いつのまにか、一方は二尺三寸まで、他方は一尺まで生長したので、掘りあげて、裏庭の一隅に仮植えをした。この二本は、いずれ、旧宅の敷地に移植するつもりでいる。
レンギョウのような生長が旺盛な庭木は、ちょっと剪定を怠ると、後になって木姿を作り変えるのに大変な手間がかかるので、広いスペースで自然にまかせる場合は別として、油断は禁物である。佐藤孝夫『新版北海道樹木図鑑』(亜璃西社)のチョウセンレンギョウの項に、「道内ではレンギョウよりも多く植えられる」とあるが、わが家の庭のは、髄が中空なので、普通のレンギョウだろう。葉が鋸歯縁なので、シナレンギョウとも異なる。
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