タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 四月末の暴風雪と気象台の観測記録 ≫

Photo 四月二十六日は、二つ目玉の低気圧が三陸沖と日本海を北東に進み、釧路地方では午前十時頃から雪が降り始め、午後から暴風雪の荒天となった。翌朝までには収まったが、北東の強風で我が家の擁壁南面の道路に二十㌢くらいの吹きだまりができた。
P1020994_2 釧路地方気象台によると、「降り始めから二十四時間の降雪量は釧路六㌢、鶴居一六㌢、阿寒湖畔一九㌢、厚岸町太田三二㌢、川湯一八㌢」(4月27日付『北海道新聞』夕刊・第12面)ということだが、釧路市内で降雪六㌢という数字は実態と合わないと思う。
 武佐・緑ヶ岡・春採地区では少なくとも十五㌢は積もった。釧路市で除雪車が出動するのは十五㌢以上の積雪のはずで、二十七日には幹線道路だけでなく生活道路にも除雪車が入ったから、六㌢ということはあり得ない。釧路地方気象台の観測地点は、浪花町の釧路地方合同庁舎駐車場横の芝生の中だが、強風が吹きさらしで降雪の半分は、「最大瞬間風速25.9㍍」(同新聞、午後八時五十二分)の暴風に飛ばされたのでは・・・気象台にはきちんとした基準があるのだろうが、なにか釈然としない。
P1020990_2 P1020992 二十七日早朝の我が家の庭の樹木は、湿った雪を被って枝折れの心配があったが、エゾムラサキツツジの枝一本の被害で済んだ。
 写真上段はシロバナトキワツツジ、下段<右>はアカバナトキワツツジ。ポツポツと咲き始めた花は、ほとんど雪に埋もれた。
 この暴風雪のせいで、札幌の次男に送る二十七日のギョウジャニンニク採りは、下見までやったのに、一週間延期せざるを得なくなり残念である。

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