タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 大学生の大麻汚染深刻 ≫

Photo 最近、有名大学の学生による大麻所持・密売が相次いで摘発されている。
 十一月八日に天皇皇后両陛下をお迎えして日吉キャンパス(新研究棟の写真は、HP<プレコンシステム>から転載)で挙行される創立百五十年記念式典を前にして、十月三十日、慶応大学の三人の男子学生が、大麻取締法容疑で逮捕されていたことが判明した(11月16日付『北海道新聞』第32面〈第2社会〉参照)。
Photo 安政五年に蘭学塾を開き、十年後に慶應義塾と命名し、大学の基を開いた福沢諭吉翁(胸像の写真は、『ウィキペディア』から転載)は、キャンパスの大麻汚染にあの世で心痛めていることだろう。
P1000697 その後、早稲田大学・同志社大学・東京理科大学からも逮捕者が出、早稲田大学では、十一月十七日、謝罪の記者会見を開き(写真は、11月18日付『釧路新聞』第4面から転写)、これまでに逮捕された学生が七名いることを公表した。
 同志社大学では、十一月一日に逮捕された女子学生の調べから、二十五日、五名が書類送検(11月25日付、同新聞・第5面参照)されている。
 高校生が大麻に汚染される世の中(11月26日付『北海道新聞』第26面〈第4社会〉)だから、これまで大学生の摘発が目立たなかったのが不思議なくらいだ。そのうち中学生に及ぶだろう。種子には麻薬成分が含まれていないので、売買はできるという。それなら栽培する者は当然出てくる。中山成彬氏に言わせれば、これも日教組が悪いから、となりそうだが、そこまで日教組は責任を持てないだろう。社会全体の責任だ。

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