7月16日、紅より四日遅れて、シャクヤクの白が開花した。昨年秋の車庫新設工事の完成が11月初旬にずれ込み、その後に、庭木や花株を植え戻したため、やはり生育に影響があったようである。いつもは、白が咲き、数日後に紅が咲いていたのが、今年は逆転してしまった。
家を新築する前は、宿舎の狭い庭でボタンの黄花種を育てていたが、花首が弱く開花後の鑑賞に難点があり、さらに耐寒性が弱いため、意を決して栽培を諦めた。昭和62年に現在地に引っ越し、翌年、同居を始めた両親が白と紅のシャクヤクを旧宅から持ってきたのが、上の写真の二花である。
白は生育がよく、ほとんど手間がかからなかったが、紅は、なかなか気難しいところがあり、母がもてあまして捨てようとしたのを、私がもらい受けたことは、先の投稿で述べた。私も女房も、両花とも気に入っているので、これからも大事に育て、白と紅の対照の妙を楽しみたいと思っている。
最近の「園 芸」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事