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そろそろ寒くなっていきたので、久々にル・クルーゼの鍋を使って煮込み料理を作ってみました。
なんのことはないロールキャベツです。
私の実家ではロールキャベツはクリーム煮込みだったのですが、だんなさんはクリーム系が苦手なのでトマト煮込みで作ってます。
あったまります。
(私は今日は家から一歩も出ていないので朝から寒い思いはしていませんが)
もしかして1年ぶりのロールキャベツ。
最近は焼き魚と煮物、和え物ばかりだったので、久々の洋食に満腹、満足。
今日は用事もないので普段よりちょっと丁寧な掃除をして、午後から犬達と遊んでいました。
家では掃除の時のBGMは浜田省吾です。
音痴のだんなさんが大好きなアーティスト。
だんなさんが持っているCDは浜省しかありません。
通勤途中で聴いてるのはもちろん「I am father」
結婚前に一緒にコンサートに行って隣で変貌ぶりを見た時にはかなり引きました。
私も浜省は嫌いではありません。
独身の頃、バイトが終って陽が落ちる田舎道を車で走りながら浜省を聴いていました。私にとって浜省は夕暮れイメージなもので。
バイトは現場事務所の簡単な事務とお茶くみでした。
そこに広島から来てた若い現場監督のお兄さんがいて、休みの日は北海道の観光案内に付き合わされてました。
飲みに行けば必ず家まで送ってくれてちゃんと私の母に挨拶もしてくれるほど礼儀正しい方でした。
そういえば後に出てきた織田裕二を見た時にびっくりしたくらい織田裕二に似てる人でした。
そのお兄さんも浜省が好きで、私は「片思い」って曲が好きなんだと浜省の話で盛り上がっていました。
お兄さんが新しい浜省のアルバムを買ったからとカセットテープに録音してもらう約束をしていて、ある日の昼休みお兄さんに車を貸したら私が帰る時に車のエンジンをかけたと同時に「片思い」が流れてきました。
こういう技に若い娘はクラッときます。
しかし、この話のオチは別なところにあります。
現場が終る1ヶ月前に今の会社の就職試験を受けることが決まり、万が一受かったら早めに辞めさせてもらう事を事務所の方たちに話していました。
すると私よりかなり年上の全然眼中になかったおじさんから「東京でカマドを持とう」といきなりプロポーズをされてしまい、こういうことの断り方の知らない若干20歳の私は即座にお断りしてしまいました。
するとベニヤ板1枚で仕切られた事務所から爆笑が聞こえ、おじさんには
「君は人の心がわからいない人だ」と逆切れされたのが今でも苦い思い出です。
なぜ今になってこんなことを思い出したかといえば、最近「ねんきん特別便」の調査をしていたらこの会社にいた期間だけ空白になってしまってました。
おまけにこちらの会社、今はもう存在していません。
織田裕二も逆切れおじさんもどこへ行ってしまったのか・・・