何とか自分でやって来た賃貸管理を頑張ろうとするお婆ちゃん。
日常の不安や苦労を切々と話す大家さん。
頑張ろうとする大家さんに、何とか手を貸してあげたくなる。
私に出来る事は、管理上のお手伝い。
近日契約するお部屋に滞納保証を付けている為、家賃の管理方法を繰り返しお教えしましたが、
『はい・・・はい』と返事はしても実は理解に苦しんでいる様子。
『月始めに必ず通帳記帳に行く事が出来ますか?』と聞くと、
『う~ん・・・うっかり忘れちゃう事もあって・・・』と言うお婆ちゃん。
『賃貸保証契約は家賃の滞納があった場合に、報告が遅れると毎月受け取る家賃が少なくなってしまうから、毎月必ず通帳を記帳してほしいんです。大丈夫ですか?』
『う~ん・・・やっぱり、もう年だから忘れっぽくなっちゃうし・・・管理してもらった方がいいわ』との事。
有り難く管理をお預かりしましたが、頑張るお婆ちゃんなので何とか、お婆ちゃんがホッとし過ぎない程度に、繰り返しアドバイスをして行くことにしました。
ご高齢になられた大家さんに共通する事ですが、忘れてしまったり・・・面倒になったり・・・どうしたらいいのか分らなかったり・・・賃貸経営そのものを荷物に思い、負担になってしまうケース。
『売っちゃおうかしら???』なんて、もったいない事を口にされます。
空室対策をしても埋らないならまだしも、満室なのに管理が面倒だから売りたいなんて、もったいないですよ!
お手伝い出来る事は沢山あるのですから一人で悩まず、管理してもらいながら収入と経費をバランスよく運営べきです。
『昔は7万円で貸していたのよ!今はこんなに下がってしまって・・・』
確かに昔は新築したばかりですから、家賃が高くても空室期間は少なかったはずです。
でも少子・高齢化の波は着々と進んでいます。
その昔は、借りる人の数よりもお部屋の数が足りなかった。
でも、今は借りるの数よりも空室のお部屋の数が余っている状況です。
そうなれば、当然新しい部屋は満室で、古くなったお部屋に空室が多くなってしまう。
しかし、古くなったお部屋でも手を入れることによって、高い入居率を保っているお部屋があります。
古くなって・・・リフォームに予算を出せないという大家さんは沢山いらっしゃいますが、ローンの返済が残っている場合等は売却を考えるよりも、他の金融機関にローンを切替える方法を検討するべきです。
同じ金融機関に返済が苦しいと相談しても、物件の売却や債権譲渡を薦められます。
金融機関の担当者は成績を上げれば良いわけで、
『担当者がいい人だったから・・・』と言っても、転勤してしまえば
『あの頃は、そういう時代だったから仕方が無いんですよ』なんて・・・大手金融機関の融資係りが平気で言ってしまうのですから、驚きです。
どんなに担当者がいい人であっても、大きな借入を背負って行くのは大家さんです。バブル時期に建築された(可能な限り多く戸数を作り、入居者の事が考えられていない建物)は、バストイレ別にリフォームしたくても、広い空間を作りたくても、身動きが取れない為、借り手もいない・・・売りたくても買い手が付かない状況です。
どうしたら、借りてくれるか?後は入居者を選ばない方法を取るか、家賃を下げるしかありません。
しかし、ローンが残っている以上、家賃を下げてしまうとローンが払えない・・・という話もよく聞きます。
そんな時には、是非、他の金融機関に相談してみてください。
こういう相談は都市銀さんではない方が融通が利くようですよ。
大分話が外れてしまいましたが、金融機関は国が助けるのに知識のない消費者が守られないなんて、全く許せない世の中です。
年配になられた大家さんに不安を持つ方が多いのですが、そんな大家さんの片腕になるつもりで、いつも話していますが、今日は、大家さんに泣かれてしまいました。
心細くて・・・不安が大きくて・・・大粒の涙が頬を伝いました。
気の毒で・・・何とかしてあげなければいけないと思いました。
どうしても情にもろい私は、家族・親戚ではないけれど、その次に出来る事があれば何とか手助けをしてあげたい・・・。
そんな気持ちになることが度々ある今日この頃です。
日常の不安や苦労を切々と話す大家さん。
頑張ろうとする大家さんに、何とか手を貸してあげたくなる。
私に出来る事は、管理上のお手伝い。
近日契約するお部屋に滞納保証を付けている為、家賃の管理方法を繰り返しお教えしましたが、
『はい・・・はい』と返事はしても実は理解に苦しんでいる様子。
『月始めに必ず通帳記帳に行く事が出来ますか?』と聞くと、
『う~ん・・・うっかり忘れちゃう事もあって・・・』と言うお婆ちゃん。
『賃貸保証契約は家賃の滞納があった場合に、報告が遅れると毎月受け取る家賃が少なくなってしまうから、毎月必ず通帳を記帳してほしいんです。大丈夫ですか?』
『う~ん・・・やっぱり、もう年だから忘れっぽくなっちゃうし・・・管理してもらった方がいいわ』との事。
有り難く管理をお預かりしましたが、頑張るお婆ちゃんなので何とか、お婆ちゃんがホッとし過ぎない程度に、繰り返しアドバイスをして行くことにしました。
ご高齢になられた大家さんに共通する事ですが、忘れてしまったり・・・面倒になったり・・・どうしたらいいのか分らなかったり・・・賃貸経営そのものを荷物に思い、負担になってしまうケース。
『売っちゃおうかしら???』なんて、もったいない事を口にされます。
空室対策をしても埋らないならまだしも、満室なのに管理が面倒だから売りたいなんて、もったいないですよ!
お手伝い出来る事は沢山あるのですから一人で悩まず、管理してもらいながら収入と経費をバランスよく運営べきです。
『昔は7万円で貸していたのよ!今はこんなに下がってしまって・・・』
確かに昔は新築したばかりですから、家賃が高くても空室期間は少なかったはずです。
でも少子・高齢化の波は着々と進んでいます。
その昔は、借りる人の数よりもお部屋の数が足りなかった。
でも、今は借りるの数よりも空室のお部屋の数が余っている状況です。
そうなれば、当然新しい部屋は満室で、古くなったお部屋に空室が多くなってしまう。
しかし、古くなったお部屋でも手を入れることによって、高い入居率を保っているお部屋があります。
古くなって・・・リフォームに予算を出せないという大家さんは沢山いらっしゃいますが、ローンの返済が残っている場合等は売却を考えるよりも、他の金融機関にローンを切替える方法を検討するべきです。
同じ金融機関に返済が苦しいと相談しても、物件の売却や債権譲渡を薦められます。
金融機関の担当者は成績を上げれば良いわけで、
『担当者がいい人だったから・・・』と言っても、転勤してしまえば
『あの頃は、そういう時代だったから仕方が無いんですよ』なんて・・・大手金融機関の融資係りが平気で言ってしまうのですから、驚きです。
どんなに担当者がいい人であっても、大きな借入を背負って行くのは大家さんです。バブル時期に建築された(可能な限り多く戸数を作り、入居者の事が考えられていない建物)は、バストイレ別にリフォームしたくても、広い空間を作りたくても、身動きが取れない為、借り手もいない・・・売りたくても買い手が付かない状況です。
どうしたら、借りてくれるか?後は入居者を選ばない方法を取るか、家賃を下げるしかありません。
しかし、ローンが残っている以上、家賃を下げてしまうとローンが払えない・・・という話もよく聞きます。
そんな時には、是非、他の金融機関に相談してみてください。
こういう相談は都市銀さんではない方が融通が利くようですよ。
大分話が外れてしまいましたが、金融機関は国が助けるのに知識のない消費者が守られないなんて、全く許せない世の中です。
年配になられた大家さんに不安を持つ方が多いのですが、そんな大家さんの片腕になるつもりで、いつも話していますが、今日は、大家さんに泣かれてしまいました。
心細くて・・・不安が大きくて・・・大粒の涙が頬を伝いました。
気の毒で・・・何とかしてあげなければいけないと思いました。
どうしても情にもろい私は、家族・親戚ではないけれど、その次に出来る事があれば何とか手助けをしてあげたい・・・。
そんな気持ちになることが度々ある今日この頃です。