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どちらも大切だから・・・。

2012年02月02日 | 女子力UPが自分の生きる力になる!
『女子力アップ・・・』というカテゴリには相応しくないかもしれませんが・・・。



先日、30年ぶりに会った同級生18人?中の男性の中で、小金井市内に住んでいる人が一人?二人?でした。



今日、同級生のユキちゃんとランチをしながら
『何故皆小金井から出てしまったんだろうね?』という話しをすると・・・



同級生(男性)の一人が言ってたそうです。
『結婚しているからわかるでしょ?嫁さんは旦那の親の側よりも嫁さんの実家の近くに住みたいわけでしょ?』と・・・。



『あ~~~そういう事だったのね~



妙に納得してしまいました。



実際、私は私の実家の近所に住んでいます。



でも、我が家の場合は主人の実家の近くに住みたくないという理由ではありませんよ。



主人とは学生時代から交際していたので、就職を決める時に東京に住むことを決めたのは主人でした。(次男という事もありまして・・・)



ユキちゃんの御主人も同じように就職先が東京の会社だったので、同じような環境です。



約15人の男性の内、14人は奥さんの実家の側や、御主人の実家から距離を置いて生活をされているという事らしい・・・。



この現実は、両親の世代では考えられなかったと思います。



昔は、長男は家を継ぎ、嫁は嫁ぎ先のしきたりに背く事無く家を守ることが当たり前の時代と聞いていました。



私が結婚する時も、実家の側に住んでもお嫁に行く事には変わりはないのだから、相手のお家のやり方に合わせて、両親に可愛がってもらうには自分から主人の両親に尽くすようにと言われたものでした。



お嫁さんの実家の近くに住む人がこれだけ増えたという事は出産時や産後・育児に際して、旦那さんの両親にお願いするよりも自分の両親にお願いする方が気兼ねく頼みやすいという事が理由としてあげられるのかもしれませんね。



私の知るご年配の方からもよく聞く話ですが、
娘はちょくちょく顔を見せてくれるけど、息子は全然顔を見せてくれない』と・・・。



一人暮らしのお年寄りのお婆ちゃんも、よく言います。
私が一人暮らしなのに、息子夫婦は電話もくれないし、顔も見せてくれない・・・私が死んでいたらどうするの?って言うの・・・。』と・・・。



そう言いながらも、お嫁さんと一緒には生活したくないと思っていらっしゃる。
理由は、自分の前で息子が嫁に叱られる姿を見たくない・・・。
自分に合わせた食事を作ってもらえない・・・。
一人の方が気が楽・・・。
等・・・寂しいと思いながらも、一緒に住むことには抵抗があるようです。



私も実際、7年間自分の両親とですが同居した時に思ったことがあります。
『一つの屋根の下に主婦は二人要らない』
そう思ったのは、キッチンでの野菜の洗い方、切り方、味のつけ方・・・食器の洗い方、食器の拭きかた、掃除の手順、洗濯物の干し方やタタミ方等、自分の親でも別に生活して来た10年間で拘る部分に違いが生じるので、衝突することがシバシバありました。



よく、言われました。
『あんたは長男の嫁になれない!』と・・・。
ちなみに私の主人は次男ですが母に言わせると、
『いちいち親に向かって口ごたえをするな!』という事らしい・・・。



実際に両親が元気な間は、それぞれ別に生活した方がお互いの為に良いと思いました。



でも母から学んだ嫁としての教訓・・・。
今はいらないのでしょうか?
そんな事はないはずですよね?



四国に住む主人の母に
『元気?』という電話をするだけで、受話器の向こうから聞こえてくる母の嬉しそうな声を聞くと、連絡して良かったと思えます。



実際、主人は親に何をしてあげることも出来ない代わりに帰った時には話しを聞いてあげたり、普段は手の届かない片付けを手伝ったり・・・母にとっては顔を見せてくれるだけで良いと思っている様子です。



主人は、これと言って何をしてあげるのでありませんが、母は私が家事全般をやってあげることをとても喜んでくれます。
『いいお嫁さんを貰って良かった』両親にそう思ってもらえることが息子が出来る一番の親孝行ではないか?と思います。




どちらの親も親ですからね。
お互いの両親に、お互いが気持ちよく協力出来る事が一番望ましいと思います。
どちらか一方が大切な訳ではありませんから、いつでも協力し合う気持ちになれるようにするのは、夫婦間の信頼関係が大切ではないでしょうか?



ふと・・・こんな事を考えた休日でした。












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