バブル時期に建築されたアパート・マンションの大家さんから同じような相談を受けました。
『建てた頃は銀行員が借りてくれ!借りてくれ!と言って来て・・・建てた直後は良かったんだけど、古くなって来たら家賃はドンドン下がってしまうし、何部屋も空室になった時には返済は出来ても、生活もしなくちゃいけないので固定資産税まで支払いが間に合わず、それを銀行に相談したら売却して身軽になった方が良いのではないか?と持ちかけられてしまうのよ
歳を取ってからこんな事を言われると思わなかったわ~
・・・。』と・・・。
銀行からの話が無ければ、お金も借りなかった。
大家さんの為に相続税対策が必要で、大家さんの資産を守る為、資産を減らさずに次の代へ残す為に借り入れが必要だと言われて融資を受けた大家さんが多いと思います。
確かに、資産のある方はプラスの資産だけでは税金を払うばかりになり、マイナスの資産とのバランスを取ることが必要になりますが、バブル期は金融期間も、おかしな融資形態で貸付ていた為、今では有り得ない融資形態をしているケースがあります。
以前、固定資産税を滞納して・・・
『このままでは競売に掛けられてしまうと言われ、死にたくなってしまった』と苦しい心の中を明かしてくれた大家さんに先ず市の納税課へ分割納付の相談をする事を勧めました。
先日、2年間掛けて無事に完済出来た事を嬉しそうに報告してくださいました。
同じ苦しみを持つ大家さんがいらしたら、分割納付には返済計画を提示しなければいけませんが、滞納されている税金の回収に困っている市にとって、支払いの意志のある市民の相談には親身に乗ってくれます。
是非、一人で悩まず相談に行って頂きたいと思います。
負債や税金の為に命を掛ける必要があるのでしょうか?
そもそも、金融機関の営業マンは金融機関の方針で成績を上げる為に融資をしただけで、その頃の融資形態からすると大した説明もしないまま億単位の融資を受けさせるケースが非常に多かったようです。
大家さんにとっては深刻な悩みですが、その頃の金融機関の営業マンは、宛てもない融資を実行させる為に建設会社を同行させて企画書を持参して資産運用・土地活用と言ってはドンドン話を進めて行っていたのですから、その話に乗ってしまった大家さんは苦しみに耐えなければいけない状況が続いています。
そんな状況を知っているのか?知らないふりをしているのか?
守られなければいけない一般個人が、守られず金融機関だけが守られるなんて、おかしな世の中ですよね。金融庁は何をしているのでしょう?
でも・・・私の知る一人のご老人は、上手に何百億の借金を返しております。
極論のカラクリとやらがあるらしく、かしこい人が簡単に出来る方法で方や資産を増やし・・・片や少しずつ返済をしています。
話を聞いた時には『なるほど・・・』と思いましたが、現実にはいくつも資産がなければ出来ない話なので、私のような者には無関係ぐらいの話であります。
話が反れましたが、今、私が手がけている方法で何とか生活にゆとりが持てるようになった大家さんがいらっしゃいます。
一人で悩まず、ご相談ください。
解決する為には、それなりに言いたくない話もしなければなりません。
でも・・・きっと解決策が見つかるはずです。
バブルの時期に、『是非、借りてください!借りてください!それが大家さんの為なんですから・・・』と頼んで来た金融機関ですが、今は回収業務に追われ、
『資産を売却して身軽になりませんか?』・・・『売却して返済に充てれば生活にゆとりも出てきますし・・・』等・・・いろんな方法で売却を進めて来ます。
それが大家さんの資産を守る方法???金融機関の言うままに売却なんてしてはいけません。
手離した資産は取り戻せる時代ではないのですから、戦う姿勢で対策を練るべきです。
売却を迫られている大家さん!
弱気にならず、まず大家さんが出来ることから始めましょう。
ご相談ください。
会計事務所のご紹介もさせて頂きます。