今回の調査では、事前にフィガリアの皆さんに撮影場所である、城壁周りの樹木の伐採を御願いしていた。
こんな感じで、伐採した所意外は樹木が生い茂っていて、容易には立ちいる事も出来ない状態だった。
そんな状態では撮影も儘ならない事から、今回村の人達に伐採を御願いしたと言う訳だ。
実際に伐採に従事して頂いた方は、多分8~10人である。
そもそもこの村の住人は・・・28人しかいないのである。
年寄りから子供まで含めて、全部で・・・28人である。
その中から・・・6~8人が伐採に従事して頂いたと言う事で、恐らく働ける村の人が総出で
我々の撮影のお手伝いしてくれたのだろう。
それにしても大変な作業だったと容易に想像できる。
感謝・・・である。
今日は、その作業終了を祝し、昼食を兼ねたご苦労会を行なう事になっている。
と言う事は・・・今日はもしかしたらご馳走にありつける?・・・なんてね。
そうとなれば・・・撮影など上の空。
サッサと終わらせて・・・宴会へ行こうと言う事になったのだが・・・現場に到着すると
その日の作業現場は超難度スペシャルA。
こりゃ~・・・とても終わらんばい・・・
それでも何とかやっつけて、村のタベルナ(食堂)へ急行した時には、集合時間から1時間ほど
過ぎていた。
当然、ご苦労会は始まっていたが・・・なんとか料理にはありつける事が出来そうだ。
この村人達のお陰で・・・撮影作業もスムーズに行なう事が出来た。
これが・・・ギリシャのトラディッショナルな肉料理であるスブラキである。
他にも名前は判らないが、肉団子を串にさした、団子3兄弟の様な料理や、マトンの焼き鳥版の様な
肉料理が並ぶ。
味は・・・素朴な味とでも言おうか・・・決して、柔らかくてジューシーな肉ではない。
しかし、良く噛んで食すると・・・何処か懐かしい、純粋に肉そのものの味がするのである。
肉は基本的に牛肉は無くて(もしかしたら有るかも?)、羊やヤギの肉や鶏肉が多い。
因みに、この辺は山間部なので・・・基本的に魚料理は無い。
勿論・・・個々の家庭では川魚などは食べていると思われるが、少なくともタベルナでは供給されていないのだ。
宴会が終わった後・・・作業を行って頂いた中の1人が、家に来てお茶を飲んで行かないか?
と誘ってくれた。
お言葉に甘えて・・・皆でその人の自宅に移動。
その人の名前は忘れてしまったのだが(失礼)、仕方が無いので、ここではおじさんと呼ぼう。
そのおじさんから、何を呑む?と聞かれたので・・・フラッペ(アイスコーヒーの意)を注文?
何か・・・喫茶店にでも来た様な錯覚に陥ったのだが・・・それもその筈、最近までアテネで結婚式の
披露宴まで出来るような大きなレストランを経営していたらしい。
その内に・・・サボテンの実を食べてみないか?・・・と勧められる。
興味本位で、是非食べたいと言うと・・・出てきたのがこれである。
恐る恐る食べてみた・・・意外においしい。
何か・・・マンゴーの様な味なのだ。
但し、小さな硬い種が沢山入っていて、少し食べずらいのがネックであろうか?
サボテンに生っているときは・・・こんな感じだ。
この実を不用意に素手で触ると・・・細かな刺が一杯生えていて、大変な事に・・・。
そのおじさんに、アテネでレストランを開いていた時の話や、村の生い立ち・歴史を聞いていると・・・
何と無く雲行きが怪しくなってきたではないか。
お邪魔した民家のテラスから覗くと・・・谷の方から、ガスも上がって来ている。
遠くで・・・雷まで鳴り始めた。
その内・・・雨が降り出した。
時間の経過と共に・・・雨の降り方が激しさを増してきた。
こりゃ・・・暫く帰れそうもない雰囲気だ。
既に、ギリシャには数回訪れているのだが・・・初めて、この様な天候に遭遇した。
おじさんに聞いてみると・・・どうもこの雨、この地に秋の訪れを告げるサインの様だ。
このサインを境に・・・気温もどんどん日増しに下がって、秋も深まって行くとの事。
一見した処、広葉樹など無いので、まさか紅葉など無いとは思うのだが・・・少し、日本のようだね。
次回に・・・続く。
こんな感じで、伐採した所意外は樹木が生い茂っていて、容易には立ちいる事も出来ない状態だった。
そんな状態では撮影も儘ならない事から、今回村の人達に伐採を御願いしたと言う訳だ。
実際に伐採に従事して頂いた方は、多分8~10人である。
そもそもこの村の住人は・・・28人しかいないのである。
年寄りから子供まで含めて、全部で・・・28人である。
その中から・・・6~8人が伐採に従事して頂いたと言う事で、恐らく働ける村の人が総出で
我々の撮影のお手伝いしてくれたのだろう。
それにしても大変な作業だったと容易に想像できる。
感謝・・・である。
今日は、その作業終了を祝し、昼食を兼ねたご苦労会を行なう事になっている。
と言う事は・・・今日はもしかしたらご馳走にありつける?・・・なんてね。
そうとなれば・・・撮影など上の空。
サッサと終わらせて・・・宴会へ行こうと言う事になったのだが・・・現場に到着すると
その日の作業現場は超難度スペシャルA。
こりゃ~・・・とても終わらんばい・・・
それでも何とかやっつけて、村のタベルナ(食堂)へ急行した時には、集合時間から1時間ほど
過ぎていた。
当然、ご苦労会は始まっていたが・・・なんとか料理にはありつける事が出来そうだ。
この村人達のお陰で・・・撮影作業もスムーズに行なう事が出来た。
これが・・・ギリシャのトラディッショナルな肉料理であるスブラキである。
他にも名前は判らないが、肉団子を串にさした、団子3兄弟の様な料理や、マトンの焼き鳥版の様な
肉料理が並ぶ。
味は・・・素朴な味とでも言おうか・・・決して、柔らかくてジューシーな肉ではない。
しかし、良く噛んで食すると・・・何処か懐かしい、純粋に肉そのものの味がするのである。
肉は基本的に牛肉は無くて(もしかしたら有るかも?)、羊やヤギの肉や鶏肉が多い。
因みに、この辺は山間部なので・・・基本的に魚料理は無い。
勿論・・・個々の家庭では川魚などは食べていると思われるが、少なくともタベルナでは供給されていないのだ。
宴会が終わった後・・・作業を行って頂いた中の1人が、家に来てお茶を飲んで行かないか?
と誘ってくれた。
お言葉に甘えて・・・皆でその人の自宅に移動。
その人の名前は忘れてしまったのだが(失礼)、仕方が無いので、ここではおじさんと呼ぼう。
そのおじさんから、何を呑む?と聞かれたので・・・フラッペ(アイスコーヒーの意)を注文?
何か・・・喫茶店にでも来た様な錯覚に陥ったのだが・・・それもその筈、最近までアテネで結婚式の
披露宴まで出来るような大きなレストランを経営していたらしい。
その内に・・・サボテンの実を食べてみないか?・・・と勧められる。
興味本位で、是非食べたいと言うと・・・出てきたのがこれである。
恐る恐る食べてみた・・・意外においしい。
何か・・・マンゴーの様な味なのだ。
但し、小さな硬い種が沢山入っていて、少し食べずらいのがネックであろうか?
サボテンに生っているときは・・・こんな感じだ。
この実を不用意に素手で触ると・・・細かな刺が一杯生えていて、大変な事に・・・。
そのおじさんに、アテネでレストランを開いていた時の話や、村の生い立ち・歴史を聞いていると・・・
何と無く雲行きが怪しくなってきたではないか。
お邪魔した民家のテラスから覗くと・・・谷の方から、ガスも上がって来ている。
遠くで・・・雷まで鳴り始めた。
その内・・・雨が降り出した。
時間の経過と共に・・・雨の降り方が激しさを増してきた。
こりゃ・・・暫く帰れそうもない雰囲気だ。
既に、ギリシャには数回訪れているのだが・・・初めて、この様な天候に遭遇した。
おじさんに聞いてみると・・・どうもこの雨、この地に秋の訪れを告げるサインの様だ。
このサインを境に・・・気温もどんどん日増しに下がって、秋も深まって行くとの事。
一見した処、広葉樹など無いので、まさか紅葉など無いとは思うのだが・・・少し、日本のようだね。
次回に・・・続く。