ヴァイオリン ~ 雑音ラプソディ ~

50代後半になって突然始めたヴァイオリン。
ヴァイオリンやピアノなど
音楽に関することを綴っていきます。

ヴァイオリン周りの小道具

2019-10-25 | ヴァイオリン
本日はレッスンでしたが、朝から雨です。大雨です。
しかも、出かけるタイミングで豪雨が始まりました。
レッスンへ行く前に、家の近所の練習スタジオを予約していたので、豪雨の中、ヴァイオリンを背負って、歩いて出かけて行きました。スタジオまでひたすら上り坂です。 
前に、ヴァイオリンケース用のレインカバーを探していたのですが、気に入ったものが見つかりませんでした。私のケースはオブロング型(四角)で、一応雨にも強い撥水素材でできているのですが、やはり雨の日は心配だから保護したい。
そう思って、ヴァイオリンのレッスン日に初めて雨が当たった時には、取り敢えず30リットルのポリ袋(取っ手付き)をケースの頭部に被せてみました。これが、ちょうど良くフィットして、また、袋の取っ手の片方を、ケースのハンドルに引っ掛ければ、歩いていて外れたりすることはないため、普通の雨なら、それで事足りるということになりました。
ところが、今日は豪雨に強風。 いつだったか、ケースにポリ袋を被せて、背中に背負って歩いていたら、突風が吹いて、ポリ袋がバサバサバサバサと大きな音を立て、周りの人にビックリされて、とても恥ずかしい思いをしました。
風のある日は、ポリ袋はやめた方が良いですね。
それで、昨日思いついて戸棚から探し出したもの。 旅行用のレインコートです。
これをヴァイオリンケースに着せてみました。それが、誂えたみたいにピッタリで、レインコートのスナップを、背中に背負うためのストラップを遮らないように留めれば完璧です。
レインコートが少しゆったりめだったので、背負ったまま自分も着れるかなと思って、試しに袖に腕を通してみたのですが、ケースの頭が自分の頭より上にある、ということを忘れていて、腕が、バンザイの形になってしまいました。。。😣 

今日はとにかく、このレインコートで正解でした。
レインコートは、女性用のMサイズがちょうど良いと思います。
レッスンに行くと、音楽スクールのスタッフが、そのレインコートが黒色だったこともあって、新しいタイプのヴァイオリンのレインカバーに見えたようです。
100円ショップのレインコートでも、ちょっとリメイクすれば、使えるかもしれませんね。

ところで、3月にヴァイオリンを購入した時に、消音器なるものが付いていました。
お店の人からは、金属製なので軽く載せる程度にした方がよいですよ、と言われたのですが、その時は超初心者だったので、訳がわからず、どこにセットするのかも知らずにいました。その消音器は、このようなくし形で金属製です。

自分なりに、ここだろうと思ってセットしたのが、実際に弓を当てる弦の上。でも、この形だと、弦2本しか抑えられないから、他の2本の弦は音が出てしまうじゃないの??消音器はもう一つ必要なの??等、疑問を抱いたまま何もせず、使わないまま7ヶ月ほど過ぎました。
一昨日、たまたま違うことを探していて、あるアーティストの方が書いているブログに、消音器の比較が写真入りで掲載されているのを見つけました。
なんだー、 ここに置くのかぁ、と思いながら、早速付けてみたのがコレ。

駒(ブリッジ)の上です。そうですよね。駒が弦の振動を表板に伝えて響かせているのですから、これなら、4弦全部消音になります。
これで弾いてみました。消音器ですが、音は出ます。空気を振動させるような大きな響きが抑えられているので、弱く苦し気な音を発しますが、運指や弓の動きを練習するには問題ありません。
マンション住まいにとっては、これはありがたいです。これからは、ビクビクしながら弾かないでも良さそうです。マンションというのは、遠くの階の音でも近くに聞こえたりするので、どこに音が届いているかわからない怖さがありますからね。 
時折、風呂場という密室で弾いております。😅 
但し、この消音器、デメリットがあります。 ヴァイオリンらしい響きや音の伸びやかさが抑えられてしまうので、音程の狂いがわかりにくかったり、楽器の特性を学んでいくには不適切なようなので、長時間、長期間使用はNGだそうです。



















コメント
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