トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

減薬に教えられる

2021-12-09 14:06:30 | 日記

今、ずいぶん体調は整っていますが、かと言って薬を飲んでいますか?と聞かれたら、はい、ものすごく、と答えざるを得ません。

 
薬を飲んでいることに、もはや罪悪感など感じる哀愁など残ってもいませんが、やはり主治医は少しでも減らせないかと画策はするようです。
それくらい、まだまだ多いですね。
 
それで一生懸命に減らしてきましたけれども、あとはミリ単位の調整、みたいなところまで来てしまいました。
そのミリが、私の症状をギリギリ抑えてくれるか弾けるかのどちらかになるのだから、大博打みたいなもんです。
 
先日は免疫抑制剤を減らそうと努力しましたが、結局粘ってもかかとがチリついてきて、諦めました。
かかとの骨あたりが、ちりちりと痛むんです。
押すと跳び上がるほど痛くても、普通にしてるとチリチリっとするくらいにしか感じません。
 
ついに夜に寝付けなくなり、なんだろう、この寝付けない感じは、と突き詰めたら、痛みがそうさせていたということに気づきました。
痛みと慣れというのは、実に怖いものだと思います。
痛みは、実際は尋常ではないストレスを与えているのに、じわじわとやってくるもんですから、自覚はないに等しいのです。
仕方ないので、早々に諦めましたが、この痛みの独特さはにわかに私を不穏にさせました。
 
それでも、毎日ラムネのようにジャラジャラと薬を飲むことに対して疑問を感じないようにするのもなかなか。至難の業です。
お菓子のラムネをこの量、毎日子どもが食べていたら、ちょっと虫歯になるよと注意しますね笑
 
でもこうしてチリつく痛みに遭遇すると、あゝ必要な薬なんだと、実感せざるを得ません。
 
こんな風に大量の薬のおかげで生かされている命なのだと、気づかされるたびに、生きることは奇跡と偶然の産物であることを思い知ります。
今の私に、何ができるのか、向き合いながら生きる日々は続いています。