減薬している最中にも、様々な学びと気づきがあり、人生勉強したいと思えばいつだってできるなとつくづく思ったものです。
しかし、一番恐ろしかったのは、やっぱり人間の心です。
リウマチに関係する痛みは、普通に怪我をしたのと少し違う感じがします。
私の場合は、関節の健が腫れているそうで、しかし本人の感覚は骨が痛いような、熱を持っているような感じです。
朝起きる時は、手を動かすことに多大な苦痛を伴います。こわばりというやつですかね。
この痛みがはっきりとした時、私の心は吸い込まれるように暗くなりました。
あの頃が戻ってくるのではないかという恐怖だということに気づくまでに、時間がかかりました。
無自覚だからこそ、ものすごく怖かったです。
普通に鬱状態になっていた感じです。
一方で、鬱っぽいな、おかしい、というのを感じるので、不思議な心地でした。
専門家ではありませんから適当なことを言いますが、こういうのをPTSDというのかもしれないと思いました。
忘れたくても忘れられないような拷問を受け続けるような痛みの中で、謝りながら暮らす生活を、もうしたくないのだと、つくづく感じました。
悟りを開ける人間にはなれそうにありません 笑
薬が私を助けてくれていますが、こうした一触即発になるような状況が体にあるという現実は、なかなか複雑です。
生きていることが当たり前ではない、ということは、実際に陥ってみてもなかなか受け入れ難いのかもしれません。
生きている奇跡を喜べるのは、自分の体と心に余裕があるからなのだということを改めて知りました。
自分の中にある可能性を信じ続けられるほど強い人間ではありませんが、信じてあげないとやってらんないなあ、と思ったので、まあ適当に自分を鼓舞しながら頑張り続けてまいりたいと思っています。