今はニュースを見るだけで大変な世相ですから、気も滅入りがちになりますね。
私は、たった1人を産み、なんとか生きながらえさせることだけにこの10年をかけてきました。
この2つの命をこの世にとどめるために、どれほどの努力が必要だったか、語り尽くすことは到底できません。
戦争ですか。
どんな正義があるにしても、どうやっても理解できません。
理解したくありません。
だって、命をこの世にとどめるのって、そんな簡単なことではないから。
この世から、命を消し去ろうとする動きは、決して戦争だけではなくて、年末から色々なニュースが聞こえてくるたびに言い得ようもない心持ちになって、どうして自分はこうやって生きているんだろうと不思議になりました。
戦争が現実のものになって、薬の製造なんて余裕のある話が頓挫すると、私はあっさりまたあの太々しい役に立たない肉体に成り下がってしまうという不安はつきまといます。
また、あの症状が再燃し、あの時のように人から見られるのは・・正直ものすごく怖いです。
だから私は、自分のためにこの世の状況を憂いているだけの、自己中心的な考え方をする人間なのか、といぶかしくもなりました。
ようやく、ここへきて、そんなことはない、人は誰だって不安になるだろうと認められるようになってきました。
自分にできることを、またひとつずつ始めていく所存です。
がんばろう。がんばろう。