今年に入ってから、私の具合もあまり良くないので、U-NEXTを契約してもらって、つまらない時には延々とテレビを見ることで時間をやり過ごせるようにしてもらいました。
なんというか、なまぐさぼうずですよね。
お殿様ともちがうというか。
牛とも違うというか。
ありがたいのは間違いないのですが、延々と見ていたくても、病人は体力がないので、だんだん疲れてきます。
従って途中で寝たりしてしまいます。
やるべきこともある(洗濯とか)のに、テレビの続きが見たいとなると、部屋を立ち去るのがおっくうになっていけません。
一時停止して行けよ!という総ツッコミを頭の中でしながら、ぼんやりと見てしまう生活を続けていました。
ところである日、この中で「日本史」というアニメを見つけたんですね。
絶対見るしかない、と思ってつけたら、もう最初から面白い!
♪チャラッチャ〜
というかなり強烈な音から動画がスタートするので、五感を持っていかれるかのように最初から釘付けですよ。
物語は宇宙から始まるので、娘も私も釘付け。
最初がよければ、延々と見たくなるものですよね。
帰宅した夫も巻き込んで、時々見ていました。
その中にですね、
「坊主は酒と女におぼれてばっかりでしょ、わしらのことなんかなんとも思っとらん」
「坊主はなまぐさで、おれは好かん」
とか、ニュアンスでしかないのですが、とにかくお坊さんに対する文句や蔑んでいるような農民の発言がいっぱい見られたんですね。
こうなると、織田信長の焼き討ちに関しても物の見方が変わってくるというか。
戦争に必然はありませんけれども。
寺や神仏というものを巧みに使っている僧兵もいたわけですし、なかなかどうしてと思いつつ、物事は簡単ではないなあと。
そして、思い出したのは「坊主めくり」ですよね。
坊主、坊主と言われてしまうだけのことはあるのか?と。笑
とにかくなんとまあ、教育的ではないような気がして仕方がないんだけど、と思いつつも楽しみ続けることにしました。