St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

「草原の椅子」を見ました

2013-06-03 12:40:36 | Weblog
「もう一人、黒木華という子がいるんですけど、
この子は今後すごい女優になると思う。」
“「ふがいない僕は空を見た」
 脚本家インタビュー 向井康介”のp.76
“シナリオ‘12・12月号より)

水曜日に映画を見る。
「草原の椅子」、
原作・シナリオと読んでいた為もあるが、
黒木さんを見たかったから。

佐藤浩市さん演じる主人公遠間憲太郎の娘
弥生が黒木さんの役柄。




圧巻は、
「憲太郎の家(翌日・夜)
憲太郎、ソファに寝転んでテレビを見ている。
弥生、キッチンで洗い物をしている。
弥生「ね、お父さん。圭ちゃん、うちで引き取ろうよ」
憲太郎「・・・」
弥生「駄目?」
憲太郎「いや、俺もそのこと話そうと思ってた」
弥生「よかった」
憲太郎も安堵の笑みを浮かべる。」
のシーン。
「憲太郎「お前はもう大人だ。だけど、お前の
人生はこれからなんだ。お前の家族はお前がこれから
作っていくんだ」
弥生「・・・」
憲太郎「結婚して子供ができたら悲しい思いを
させるな。俺にはできなかったことだけど、
お前にならできるだろ?」
弥生「・・・」
弥生、目に涙を浮かべ、何も言えなくなる。
憲太郎「お前は俺の娘なんだ。たった一人の
家族なんだよ」
(「草原の椅子」p.42・43 
シナリオ‘13・3月号より)
で終わる。




映画史に残る名シーンと。
貴志子さんとの恋愛、
富樫との友情、
圭輔とのやり取りに目が行き勝ちだが、
テーマは父娘の愛情と思わせる
力がこのシーンにある。

冗談のようだが、
自宅ビデオで、
「サイダーハウス・ルール」と
「海猫」の鑑賞を暫く中断していた。
これを機に自宅でも映画を見ようと思い立つ。
未だ半ば。




一方は、孤児院の話。
主人公は孤児院で生まれ育ち、孤児院の手伝いを
している。
出会いがあり、外に出、リンゴ農園で働くことに。
もう一方の主演が佐藤浩市さん。
「海猫にそっくりだ」
佐藤さん演じる夫邦一の弟広次が伊東美咲さん演じる
薫に言った言葉。
海猫とは青みがかった瞳を形容して。




「フンザの長老に目の中の星を見て貰いたい」
4人はそれぞれの思いから、
最後の楽園と言われるフンザに旅立つ。

「この子は、星から生まれた子だ」
ダドゥーの答え。
「サイダーハウス・ルール」のセリフでは、
確か「王」と。
フンザに黒木さんが行かなかったのは残念。

「俳句鑑賞歳時記」(山本健吉氏著;角川ソフィア文庫)
を読んでいます。
フンザのクライマックスに呼応する句2首。
何れも前田普羅氏のもの。p.39とp.32。
今回、自分の歌を載せる代わりに。

 雪解川名山けづる響きかな

 乗鞍のかなた春星かぎりなし





他に、
“Queen of Pop Lady Gaga“
「プルースト」(ベケット)「ミサきのうきょう」
「Webコミュニティでいちばん大切なこと」
「短歌‘13・5月号」
数学会のジャーナルvol.65No.1
「数理科学‘13・2月号」など。
長くなってしまって、今日の福音は無し。



写真は、渋谷。5/11夜。
短歌の会で旅したときのもの。
音楽は、バッハ。
「ヴァイオリン協奏曲第1・2番、
2つのヴァイオリンのための協奏曲、
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」
ヴァイオリンはA.グリュミオー。
goo・アメブロ、2つのブログに掲載。
写真は代えてある。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。

+主のお恵みが皆様に。
+主に賛美と感謝。
2013年6月3日
             乗倉寿明記す