文献、
(1)「萬葉秀歌(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(2)「万葉集研究(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(3)“The Manyoshu”
(The Nippon Gakujutsu
Shinkokai;
Columbia Univ.Press)
(4)「万葉秀歌(1)~(5)」(久松潜一氏;講談社)
(5)「万葉集の鑑賞及び其の批評」(島木赤彦氏;講談社)
(6)「万葉集鑑賞事典」(神野志隆光氏編;講談社)
(7)「日本歌語事典」(佐々木幸綱氏他;大修館)などから引用する。以
後、この番号を使う。
全部いい本なので買って読んで頂けることを期待して。
/

あしひきの山の雫に妹待つと
われ立ち塗れ沾れぬ山の雫に
(大津皇子;巻二・一〇七)
吾を待つと君が濡れけむあしひきの
山の雫にならましものを
(石川郎女;巻二・一〇八)
(1)(6)
Waiting for you,
In the dripping dew
of the hill
I stood,-weary and wet
With the dripping dew
of the hill
-By the Prince
Would I had been,beloved,
The dripping dew of
the hill,
That wetted you
While for me you waited.
-By the Lady
Ashihiki no yama no
shizuku ni matsuto
ware tachinurenu yama
no shizuku ni
A wo matsuto kimi ga
nureken ashihiki no
yama no shizuku ni
naramashimonowo
(3)
「御歌は、繰返しがあるために、内容が単純になった。
けれどもそのために親しみの情が却って深くなった
ように思へるし、それに第一その歌調がまことに
快いものである。」(1)
「この二首は軽い応酬で、皇子の歌は、山のしずくに
濡れるまで待ったのだといい、郎女の歌は、そのしずく
になりたい、と切り返す」(6)
「山の雫は実に要を得た詞である。恐らく皇子の造語
であろう。その「山の雫」を二箇所に繰り返している
ところ、万葉初期の幼さに通じていて、全体がよく
生きている。一読身辺に露の雫を聞く心地がする。」
(5)
「「山の雫」といふ語感がよく、一首の意が順直に透る
所があって、甘美な情緒は心を惹くものがある。」(2)
/
「雫」関連の歌。
「匂ふ香の君おもほゆる花なれば
折れる雫にけさぞぬれぬる」
(古今和歌)
「春雨のふるとも見えず谷かげは
岸のしづくの音ばかりして」
(春葉集:荷田春満)
「枯芝原よべ降りし雪のとけしかば
辛夷の花は雫してあり」
(氷魚:島木赤彦氏)
(7)
/

文芸。
「合本俳句歳時記」(角川)
「現代詩手帖6月号」
「万葉集」「新古今和歌集」「古今和歌集」
「かばん3月号」「角川短歌4・5月号」
「俳句の世界」(小西甚一氏)
「デザインとコピーの創造性」(金井直氏)
/
その他。
「日本応用数理学会報‘12・9月号」
「英語教育3月号」「数理科学3月号」
「和菓子さろん」(野上千之氏)
「経済学・ファイナンス理論」(縄田和満氏)
「モジュライ理論2」(向井茂氏)
「リードα生物基礎」
「標準セミナー化学基礎」
「クリアー数学演習ⅠAⅡB」
/

/
京都に行きたかったが、名古屋止まり。
昨日、名古屋に行く。短歌会。
暑かった。
暑かったので、只管、喫っ茶をして終日過ごす。
喫茶をして本を読み、歌を聴く。
写真を撮る。
「日本の調べ」、
英語の聖書朗読、聴きながら。
goo,アメブロ併載。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。
/
白梅に明くる夜ばかりとなりにけり
「白梅のほのかに薫って、曉けようとする浄らかさ
の世界。蕪村の現身の命が消えようとしてまだ消え
ないうち、かれの魂はすでに白梅浄土に往き生まれ
たのである。」
・・・「俳句の世界」に甚く感動する。
/

年間第11月曜日 今日の福音
マタイによる 第5章
「「悪人に手向かってはならない。
だれかが右の頬を打つなら、左の頬
をも向けなさい。・・・
求める者には与えなさい。
あなたから借りようとする者に、
背を向けてはならない。」」
(主よ、難しいことです。・・・
だが、主が私たちにしてくださったのは、
これなのだ。)
+主のお恵みが皆様に。
+主に賛美と感謝。
2013年6月17日
乗倉寿明記す
(1)「萬葉秀歌(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(2)「万葉集研究(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(3)“The Manyoshu”
(The Nippon Gakujutsu
Shinkokai;
Columbia Univ.Press)
(4)「万葉秀歌(1)~(5)」(久松潜一氏;講談社)
(5)「万葉集の鑑賞及び其の批評」(島木赤彦氏;講談社)
(6)「万葉集鑑賞事典」(神野志隆光氏編;講談社)
(7)「日本歌語事典」(佐々木幸綱氏他;大修館)などから引用する。以
後、この番号を使う。
全部いい本なので買って読んで頂けることを期待して。
/

あしひきの山の雫に妹待つと
われ立ち塗れ沾れぬ山の雫に
(大津皇子;巻二・一〇七)
吾を待つと君が濡れけむあしひきの
山の雫にならましものを
(石川郎女;巻二・一〇八)
(1)(6)
Waiting for you,
In the dripping dew
of the hill
I stood,-weary and wet
With the dripping dew
of the hill
-By the Prince
Would I had been,beloved,
The dripping dew of
the hill,
That wetted you
While for me you waited.
-By the Lady
Ashihiki no yama no
shizuku ni matsuto
ware tachinurenu yama
no shizuku ni
A wo matsuto kimi ga
nureken ashihiki no
yama no shizuku ni
naramashimonowo
(3)
「御歌は、繰返しがあるために、内容が単純になった。
けれどもそのために親しみの情が却って深くなった
ように思へるし、それに第一その歌調がまことに
快いものである。」(1)
「この二首は軽い応酬で、皇子の歌は、山のしずくに
濡れるまで待ったのだといい、郎女の歌は、そのしずく
になりたい、と切り返す」(6)
「山の雫は実に要を得た詞である。恐らく皇子の造語
であろう。その「山の雫」を二箇所に繰り返している
ところ、万葉初期の幼さに通じていて、全体がよく
生きている。一読身辺に露の雫を聞く心地がする。」
(5)
「「山の雫」といふ語感がよく、一首の意が順直に透る
所があって、甘美な情緒は心を惹くものがある。」(2)
/
「雫」関連の歌。
「匂ふ香の君おもほゆる花なれば
折れる雫にけさぞぬれぬる」
(古今和歌)
「春雨のふるとも見えず谷かげは
岸のしづくの音ばかりして」
(春葉集:荷田春満)
「枯芝原よべ降りし雪のとけしかば
辛夷の花は雫してあり」
(氷魚:島木赤彦氏)
(7)
/

文芸。
「合本俳句歳時記」(角川)
「現代詩手帖6月号」
「万葉集」「新古今和歌集」「古今和歌集」
「かばん3月号」「角川短歌4・5月号」
「俳句の世界」(小西甚一氏)
「デザインとコピーの創造性」(金井直氏)
/
その他。
「日本応用数理学会報‘12・9月号」
「英語教育3月号」「数理科学3月号」
「和菓子さろん」(野上千之氏)
「経済学・ファイナンス理論」(縄田和満氏)
「モジュライ理論2」(向井茂氏)
「リードα生物基礎」
「標準セミナー化学基礎」
「クリアー数学演習ⅠAⅡB」
/

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京都に行きたかったが、名古屋止まり。
昨日、名古屋に行く。短歌会。
暑かった。
暑かったので、只管、喫っ茶をして終日過ごす。
喫茶をして本を読み、歌を聴く。
写真を撮る。
「日本の調べ」、
英語の聖書朗読、聴きながら。
goo,アメブロ併載。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。
/
白梅に明くる夜ばかりとなりにけり
「白梅のほのかに薫って、曉けようとする浄らかさ
の世界。蕪村の現身の命が消えようとしてまだ消え
ないうち、かれの魂はすでに白梅浄土に往き生まれ
たのである。」
・・・「俳句の世界」に甚く感動する。
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年間第11月曜日 今日の福音
マタイによる 第5章
「「悪人に手向かってはならない。
だれかが右の頬を打つなら、左の頬
をも向けなさい。・・・
求める者には与えなさい。
あなたから借りようとする者に、
背を向けてはならない。」」
(主よ、難しいことです。・・・
だが、主が私たちにしてくださったのは、
これなのだ。)
+主のお恵みが皆様に。
+主に賛美と感謝。
2013年6月17日
乗倉寿明記す