昨晩のテレビで北野武さん司会で健康に関する番組をやっていた。
尿酸値の高値が血管壁に悪影響を与える事はわかっていたが、中性脂肪、コレステロール値が正常値で高血圧症でない症例で心筋梗塞を起こす事例については驚きであった。
尿酸値単独の高値のみで血管壁にこんなにも悪影響を与えるとは、、、
自分は、幸い尿酸値は3.9で正常範囲内である。しかし これも薬の服用でコントロールできているもので、服用前は尿酸値6~7の正常値の上限であった。
33歳で痛風を発症して、しばらく食事療法していたが、多分40歳すぎてから尿酸値降下薬を服用し始めたと思う。当時は薬に頼らずに食事療法でと思っていたが、今思うと早くから薬を飲んで尿酸値をコントロールしておけば良かったと思っている。
食事についても 中年以降は、
お腹が空かなければ、むしろ食事を抜いても良いし、食事を抜くことによる空腹により若返りスイッチが入るというか、飢餓状態により体内のあらゆる器官が活性化されて、体内的に良い影響があると思っていた。
これは、間違いではないが、朝食を抜く事が次の食物摂取時の急激な血糖値の上昇を招き、結果的には糖尿病になる大きな原因になるとは思ってもみなかった。。。
いい気になって健康の為に朝食抜きを良しとしていた。
朝食抜きは、大学時代 独身時代を考えると殆どで、最近も 朝食抜きに慣れてきている状態であった。
朝食における野菜の摂取が大切で、朝食後の血糖値の上昇を防ぐだけでなく、昼食後の血糖値の上昇をも緩やかにして高くなるのを防ぐ効果もあるそうである。
効果的なのは、はじめに野菜サラダを食すること。
他のご飯やおかずを食べる前に決して多く摂るのではなく適量でも野菜を摂ることが血糖値のコントロールに良い影響をもたらすとの事である。生野菜が摂れなければ、野菜の煮物や味噌汁やスープに入れて食しても同様の効果ありだそうだ。
食物摂取による血糖値の上昇を防ぐ為、水溶性の食物繊維である「麦飯」が有用である事を知り、この半年は 白米:押麦=7:3の割合で炊飯してご飯を摂っていた。
これは良かったのだが、朝食抜きによって糖尿病になる要因が増えるなどとは思ってもみなかった事である。。
健康診断で、血糖値は大丈夫だったので安心していたが、テレビで取り上げられていた人も同じで、食事摂取後の血糖値が急激に上昇することの繰り返しによって膵臓のインスリン分泌させる働きが衰え 糖尿病になってしまっている。この糖尿病は、空腹に血液検査をする健康診断では発見されない糖尿病だったそうである。
以前話した「早朝高血圧」も健康診断では発見されにくいが、今回の糖尿病についてもそうである。
これは食生活を根本から見直さなければならない!