セイコー パーペチャルカレンダーのお品物です。電池交換のご依頼です
【PERPETUAL CALENDARについて】30日までの月や、2月の閏年など時計のカレンダーは手動で変更しなければいけない月があります。自動で日付が切り替わらないため、手動でカレンダーを変更する必要があります。パーペチュアルカレンダーは、機械に閏年からの経過年数や月日を設定をする事で自動的に正しいカレンダー表示する機能となります。電池残量ある間はいつも正しい日にちを表示します。
発売当時は画期的な機構で、人気があったように記憶しています。現在は電波時計に役割を移譲している所もあり、現在販売は無いようです。
電池交換ご依頼件数も減少傾向で、作業自体をお断りになる店舗も多いと聞いています。
作業手順が一般的な電池交換よりはるかに多く、また電池自体も専用電池で無いと対応出来ないので電池交換作業を敬遠される理由のようですね。当店では、お預かりしてお時間頂き作業しています。
電池は専用品です。
➩はリューズ位置に合わせるよう指示されています
電池の向きを指定される電池交換は少ないと思います
流石にマニュアルが無いと作業出来ません
「うるう年からの経過年数」「月」「日」を下画像の金色端子と電池を通電させて順送りさせていきます。
金色端子は複数ありそれぞれ対応した端子にて設定します
上の画像は以前紹介した画像転載しました。
(撮り忘れです)
電池交換後は、数日間午前午後の兼ね合いとカレンダー送りのタイミング、時の刻み方など確認してお渡しします。
今回は、端子通電に不具合が見受けられた為、メーカー修理依頼になりそうな気配です。