ホイヤーのお品ものです。電池交換のご依頼でした
「ホイヤー？」「タグは？つかないの？」となりそうです。
エドウアルト・ホイヤーが1860年に設立した「ホイヤー」。設立当初からストップウォッチや、クロノグラフといったスポーツウォッチの開発に力を注いでおり、クロノグラフの歴史に貢献している。
1985年までの社名はホイヤーであった。クオーツショックで資金難だったところをマンスール・オジェ率いるTAGグループ（現 Techniques d'Avant Garde ）からの資金援助を受け、現在の社名に変更。その後199年9月にLVMHが同社の株式の50.1%を取得し、現在はLVMH傘下となっている （WIKIから引用と加筆）
上記内容から今回のご依頼品は1985年以前に販売されていたお品物であり、販売から少なくとも37年は経過しているものと思われます。画像下部コイル付近に「HEUER」のロゴがあります
電池を取り出すと
かなりの液漏れ状態です
この状態では、電池交換では済みそうもありません。また仮に電池を入れ動作しても、通常期間の動作は難しいと思います。
分解掃除を実施する、選択肢もありますが、「作業しないとわからない」が現実的な答えとなりそうです。お客様と相談の案件となりました。
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