タグホイヤーのお品物です。分解掃除のご依頼です
3針 3時位置カレンダー
修理前の点検でリューズ操作していると、カレンダーがちょうどの所で止まりません。
この状態の場合カレンダー関連の部品に不具合あると考えられます
文字板を外すと
〇している所が本来の状態では無く、「板バネ」が「カレンダー車」に当たっていません
カレンダー周りを分解すると折れた部品が出てきました。
本来このような形
折れてしまい、機能を失っています。このバネがカレンダー内側突起部に納まり位置を固定し、3時位置窓から日付がしっかり出るようになっています。この部品の破損はあまり見かけません
分解掃除を開始し同時に交換も行います。こちらの部品は在庫がありましたので、取り寄せる必要も無くそのまま作業が行う事出来そうです
もし、このブログをご覧の方でこのような状態であった場合はリューズ操作をしないで、最寄りの時計屋さんへご相談下さい。無理に回すと、カレンダー板自体にも悪い影響が出てしまうことがあります。