カシオGショック電池交換のご依頼です。デジタル表示が切れています。
カシオ製品も人気があり電池交換のご依頼は多いですが、工程数が多く交換自体がやや難しい事もあり、電池交換を断る店舗もあるようです。事前に「出来ますか~?」とお問い合わせも週に数件あります。
昨日紹介のSEIKO PERPETUAL CALENDARは『電池を交換してからの作業が多い時計』ですが、カシオGショックは、『電池交換前後の作業が多い時計』です。その工程を紹介します
側面のネジを外します。反対側も含め6本
外した所
裏返してケースとバンドの間にある部品(名称不明)を両側外し
見えたネジを外します。12側含め4本
プラカバーを外し、金属裏蓋を取ります。
更にゴム製の板を外すと
やっと電池が見えました。これで交換出来ます
ネジが10本ありますが、経年による錆で開け辛い商品もあります。作業にそれなりの時間が掛かることが予想されるので、お預かりして作業することがほとんどです
今回のご依頼品はデジタル表示のみのお品物ですが、デジタル+アナログの構成されているお品物の場合、時刻合わせも毎回取扱説明書を見ながらの作業になることも珍しくはありません。
無事表示も出ました。時刻合わせを行いお客様待ちとなります
上記時計は12:10表示していますが、電池を交換してから元通りにするのに10分程度かかっています。
途中欠けた部品の接着作業実施しましたが、片道でこのくらいの時間が掛かっています、一通りの作業で30分程度は掛かるようですね。お客様をお待たせは出来ない時間です。
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