昨年に縁あって新聞掲載されてから、ちょうど1年経ちました。
「もう1年かぁ~」と思う位、時間経過の早い年となりました。
ありがたいことに先月も紙面を保管されていたお客様が複数人ご来店頂き、新聞と言うメディアの影響について色々と考えさせられました。
経緯についてはこちらご参照下さい
実際の記事 朝日新聞デジタル版
過去ブログとも重複箇所ありますが、1年経過して思う事としては、
「時計修理希望されているお客様が私が思うよりもはるかに多くいらっしゃる」➩本当に感じました。ビックリする修理依頼数でした。
「過去に断られたが諦めきれずに保管している時計の多さ」➩それぞれのご依頼品に物語がありました
「時計店減少により相談やご依頼出来る箇所が無い」➩当店のような時計屋さんは近隣でも減少傾向で近年は廃業ペース自体上昇している感じすらします
「お品物存在経過時間が長いことからくる、修理作業のハードルの高さ」➩過去販売数があるモノと無いモノでは流通量が全くことなるので部品入手に苦労することも多々ありました
「何故か過分の信用を頂き『最終判断を委ねる』お客様の多さ」➩新聞掲載による信用向上はありがたかったですが、全幅すぎる信用で困惑することも度々ありました。
2022年は修理依頼品が非常の多く、納期の面ではお客様にご迷惑かけてしまった案件もあります。残念ながら修理不可で返却したお品物もあります。そのような事例においても、お客様には「時間掛掛かった理由」「修理不可理由」は出来る限り開示するようにしました。折角のご縁でしたので、時間は掛かっても普段通りそれぞれの依頼品にちゃんとしたいと思い行動しました。
先述しましたが、修理ハードルが高い依頼品割合が多かったことに起因して、実作業や、付随する調査方法、考え方の応用に関しても対応をしている内に自身のスキルが大幅に上がった気がします。
「あれから一年」ですが、今後も2022.12.26は当店にとって記念すべき日であるため、日々依頼品と向き合いしっかり作業したいと改めて感じています。
2022-2023の営業についてのお知らせです
本年2022は12/31まで営業
来年2023は1/6から営業となります。