ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~春の音~

2019-03-06 13:06:44 | ポエム(童話)
(はるかにきこえる
あの音は、遠くで雪が溶けている音
あの音は、雪溶けの水が流れてくる音
山や谷の間流れて
命パパパァンて
花火のよぅに爆発させてゆく音





(かそかにきこえる
あの音は、深くで雪が溶けている音
あの音は、地から湧きあがった水が泉になってゆく音
あの音は、生きものたちの喉を通って
たぷたぷたぷって繋がる
泉たちにしてゆく音





(ひそかにきこえる
この音は、近くで雪が溶けている音
この音は、清らに水が広がっている音
人と人との間に広がり
そっとそぅーっと肩組ませて
一つの人類に戻している音





(春の音




















~進化~

2019-01-12 14:43:09 | ポエム
悲しみから優しい花が生まれる
花から優しい種が生まれる
種から優しい花が生まれた
悲しみのない花が生まれた












~イエス・キリストの賭~(2018年クリスマス)

2019-01-06 13:25:11 | ポエム
人がつくる黑い流れ
に、殺された人は数知れない
流れに飲まれていってしまった若者達
流れに抗って死んでしまった人達
流れを飲みこんで、殺された人も居る



人がつくった黒い流れに飲まれることも
人がつくった黒い流れと戦うことも
しない、毅然と、しない、けれど、人がつくってしまうどぅしよぅもなくつくってしまう黑い流れを、祈るよぅに飲みこみ、飲みこんで、飲みほして、そして殺されてしまった人も居るのです。
そうゆう人の一人イエス・キリストの今日は誕生日です。



「わが父よ、どうしても飲まずには済まされぬ杯でしたら、どうぞみこころのとおりをなさってください」
「どうぞみこころのとおりをなさってください」(マタイ26ノ39カラ)
父に賭けて、揺るぎ無く父に賭けて、人のつくった黒い流れ(杯)を飲んだ、そして十字架上で殺された。



私は、十字架上のイエスの姿を仰ぎみると、絶望と父に賭けきった人の潔い平安を感じます。
黒い流れを飲み干すとゆうことは
大きな者に賭けきっていなければできない
賭けの結果がどうあろうと揺るぎ無く賭けきっていなければできない
ことなのだと思います。



真っ直ぐに自らの人生を生きてる人の多くはイエスのように自らの人生を何者かに賭けているのではないでしょうか。
そして、その結果がどうあろうと「よし」とするのではないでしょうか。
たとえ十字架上で殺されたとしても「よし」とする。
結果にではなく(自分の利にではなく)そのものに賭けたとゆうことに「よし」とする。



今日は、透徹した父の愛に賭け自らも透徹した愛に生き死んだ、イエス・キリストの誕生日です。











追記
①「わが神わが神どうしてわたしをお見捨てになったのですか」(マタイ27ノ46)イエス・キリストの死の直前の言葉です。
この言葉の意味をあれこれ考えています。これだと決めたくないと思いながら。
②私は、どの宗教集団にも属していません。
③この詩は、去年のクリスマスの為に書いたものです。忙しくて、投稿することができませんでした。専業主婦ですので。























~君のスケールもらいたい~

2019-01-05 15:35:58 | ポエム
もし君にあえたら
蟻も虎も人も山茶花も砂粒も氷もみんな横に並んでる
君のスケールもらいたい
もらったら
我世界の基準棒にするんだ
したら多分友達かなりふえるだろぅ
嬉しい

◇新春のお慶びを申し上げます◇

2019-01-01 13:00:14 | 今日の言葉
新しい年が、よい年でありますよう。

~友よ、新年です。~

2019-01-01 12:57:39 | ポエム
☄先のない美駆けてゆく白い足



     (友よ、また一つ年を取りました。)



☄君といて透けた真理に溺れてた



☄きっと一緒だったネ胸躍る青い刻々



☄雪影に斜に添う濃紺、わかかった



     (友よ、会いたいです。)



     (今年こそ)



☄祈願する、この混沌に一つの奇跡



☄全てわかってるよと銀河鉄道の光



     (希望を仰ぎみたい)













~5次元の瞳~

2018-11-30 19:39:03 | ポエム
理想主義者がひとりたっている、わたしの好きな
その(黒く濡れた深い瞳
好きですといいたい
溢れんばかりに
果実のような
憧憬
かかえて
たっている
勝利でも成功でも感謝でも満足でさえない
ものたちから遥か遊離した切ないほどに瑞々しい永遠へ繋がるものへの
憧憬
溢れんばかりにかかえて
理想主義者がひとりたっている
その(朽ちることない幸せに輝いてる清らな瞳
奇跡がはじまったら、好きですといおう













~君へ~

2018-11-30 15:22:11 | ポエム
もし君にあえたら
私の胸の中見せたい
私の胸の中にはあの人あそこの人あっちの人とまっ白になりあって心うけいれあったその一瞬の歓びの珠がたくさんあるんだ
もし君にあえたら
見せたい





㊟「もし裏切られたら嫌だから」
 「今日は「おはよう」と言ってくれても明日は「しね」って言われそうだから」
 「逃げた」
   と言った君の言葉をきいて、上記の詩を書きました。
   人間関係の歓びなんて、ほとんど一瞬なんだから、
   その一瞬を大事にしてほしいと思います(^^)
















~その日~松本竣介さん~

2018-11-23 12:30:47 | ポエム
その日、
(なにを。なの? どうして。なの? か。が。
いつもぜんぜんわからない。
求め。

雫玉
みたいに
湧き
あがって
零れそう

なって
(
空を
みあげた


白、
白い
空から
黒い針金の鳥籠が
白い建物をいれて
降りてきた


素手で折り曲げたみたいな
歪な、粗野な、黒い針金の籠
に、こめられた、
白いカントリーレースの家
洒落た丸窓がついてた
正三角形の扉


あきました


中は
暗かった
暗くはなくて
明るくて
明るくはなかった
透明、
ただ
透明
だった
かぎりなく
かぎりなく
透明だった、
のです。
人間が触れることのない
ヒマラヤの氷壁
の一幅の氷
みたいな
透明。

36才


(美しい


けれども
ほんとは
よく
見えてませんでした
聴こえてなかったし
香ってもなかった
のに、
充分
充分て、
しきりに
しきりに
充分て
感じて
ました


はらはらと、
(
求め、
零れました


扉、
(
しまりました
(美しく













~晩秋の一反~

2018-11-10 15:33:20 | ポエム
雑木林の小道にふかふかと積もっていた落ち葉
数日続いた雨の後、小道は延々と
黒地に塗りこめられた様々な枯れ色の木の葉連なる一本の反物になっていた
横たわり朽ちょうとしている枯れ葉たちを抱く真っ黒に濡れた土
美くしいを
永々と
綴る
一反
に、薄陽が真綿のようにかかりはじめると
ゆっくりと息を吐きはじめる小道
(曳かれてゆくまっしろな霞み草の群れのようだ
緩く
炊かれ
燻ゆりたつ



(ゆこうとしてるの
うしろ姿のような
絹づれの音が
する
















~いじめられてるきみへ、わたしのばあい~(ps.15)~苛めの無い教室~

2018-10-12 20:11:49 | いじめ
もし今君にあえたら
君と一緒に泣きたい
嗚呼(なんてひどいことをされているのでしょう)
山積みの醜い行為(されてもしない)とゆう君の決意
それは上昇してる魂のえもいわれぬ美しさ
美しいよ





君にあえたら
君と一緒に泳ぎたい
きづかいながらきづかれながら同じ速さで
どこにもないよといわれている苛めの無い教室まで
泳いでゆきたい

















~赤とんぼ~

2018-10-05 14:17:59 | ポエム
ベランダの少し上の宙を
赤とんぼたちが飛びかってた
薄赤い銀色に輝く秋の冠みたい
に、でもそれは3拍ほど
もう互いに体を擦りつけ合うように絡みあって
まなく青赤い空へ飛んでいってしまった
なにか大きな力に惹かれてゆくよぅに




あとには鴇色の翼をゆっくりと広げてゆく大空
赤いとんぼたちの飛び交う銀色の輝く残映
溢れそうな胸




抱え私、どうしたのだろぅ大きな力に惹かれてゆく

































~ランチ~

2018-09-26 12:51:22 | ポエム
ちいさいものに気づき、心寄せてしまうものがいる
一方、名誉あるもの権力あるもの、そうゆうおおきなもののほうばかりを見て、摺り寄っていくものもいる
広い意味では理解しあえないほどの
価値観の違い
いりくませて
このうえなく
幸せそうに
私達
ランチ
して
















~釜ヶ崎のマザーテレサと呼ばれていた一人の女医さんが殺されました~(TVで知りました)

2018-09-21 12:41:56 | まけぐみの宝石たち
まるでキリスト
だと思いました。
誰からも何からも見捨てられた人々のために
自分を捧げ尽くした、命までも捧げ尽くした(まさにキリストのアガペ(⊛)を生きた人生)
悲しい死を遂げました
36才で
まるでキリスト


人を真に救うとゆうことは
命を賭ける覚悟がなければできないことなのだと改めて思いました。
(できる人は本当に、少ない)
(私も人を救ったことがない)
そんな希少な光を、何故殺してしまったのですか?
人の底知れぬ闇を恐ろしくも悲しくも悔しくも思う。
そして、その暗闇のありよう(メカニズム)を、知りたいとも思う。



☄奇跡のようなあなたの動線、いまも動いているょ釜ヶ崎






(⊛)キリストのアガペとは(友のために命を捨てるほどの愛)(ヨハネ15-13)
(追記..私はミッションスクールで長く育ちましたが、宗教団体に属していません)










~2018.8.ヒビ~ビビー

2018-09-09 11:31:30 | ポエム
燃焼したままの太陽がころがりおちてる庭
どんどん捩れていまに崩れるだろう
真っ赤な花びら
素足で
救いだす
(鋭い鋏で切る)
「救ったのだろうか」
水切りして
美しい花瓶にさす
「幸せなのだろうか」
薔薇




噴きだす汗
髪を捩じり止める
放りだしたくなる躰
私は
なにかから救いだされて
だれかに水切りされて
ここにさされているのだろうか
「幸せなのだろうか」
「救われてるのだろうか」




水を飲む
(躰内の色彩が花ひらいていくょ)
花瓶に
氷を入れる
いとしい薔薇が艶めいてゆく
コップに
氷を入れて飲む
いとしい私が
高音で生きかえってゆく
(たぶん幸せなんだ)
(たぶんなにかから救われてるんだ)
(たぶん)









嗚呼((空色の大きな掌が人型の水滴を転がしてる))