~「おかえり」~
ちいさなわたしは
ちいさなことで
ひとびとに
ちいさくぜつぼうしてしまった
しまって
あなたのぬくみにかくれたら
そこは
ちいさな部屋でした
(あなたが美しいと感じるものだけのある部屋)
そこであなたはひろやかに話してくれた
【ひとのなかへでかけていってこうしてかえってきたじゃないか】
「おかえり」
【灯にまもられてかえってきたんだよ】
【足元を点す灯、そして美しいものを点す灯】
【ひとのひょうじょうことばましてあたまのなかまでは点さない、それはみるひつようがないからかんがえるひつようがないからなんだよ】
【そんな灯にまもられてきみはきみの足元とひとびとの美しいものだけをみてかえってくる】
「おかえり」
ちいさなわたしは
ちいさなことで
ひとびとに
ちいさくぜつぼうしてしまった
しまって
あなたのぬくみにかくれたら
そこは
ちいさな部屋でした
(あなたが美しいと感じるものだけのある部屋)
そこであなたはひろやかに話してくれた
【ひとのなかへでかけていってこうしてかえってきたじゃないか】
「おかえり」
【灯にまもられてかえってきたんだよ】
【足元を点す灯、そして美しいものを点す灯】
【ひとのひょうじょうことばましてあたまのなかまでは点さない、それはみるひつようがないからかんがえるひつようがないからなんだよ】
【そんな灯にまもられてきみはきみの足元とひとびとの美しいものだけをみてかえってくる】
「おかえり」
陽に煌めいている赤い湖がみえる
加速する至れば嗚呼
無我夢中で咲いてる
曼珠沙華の
大きな
水玉
林立する薄緑色の茎のうえで
ひたすら絡みあって燃えてる
燃え転がってる
妖しい火の
妖精たち
赤い焔の走馬灯が駆ける
(じゅうしで摘まれた曼珠沙華の歌がきこえる
悲しい涙で綴られた残酷な歴史
嗚呼空が燃え始めました
天幕がワ嗚呼燃え落ち始めました
真っ赤な夕焼けがじゅうしのあの子のビードロを零しながら流れてゆきます
キラキラキラララ
戦争はしないでくださいときこえます
加速する至れば嗚呼
無我夢中で咲いてる
曼珠沙華の
大きな
水玉
林立する薄緑色の茎のうえで
ひたすら絡みあって燃えてる
燃え転がってる
妖しい火の
妖精たち
赤い焔の走馬灯が駆ける
(じゅうしで摘まれた曼珠沙華の歌がきこえる
悲しい涙で綴られた残酷な歴史
嗚呼空が燃え始めました
天幕がワ嗚呼燃え落ち始めました
真っ赤な夕焼けがじゅうしのあの子のビードロを零しながら流れてゆきます
キラキラキラララ
戦争はしないでくださいときこえます
夏の朝の空の
遠い遠く
ちらほら弾けながら星々
きょうの身支度してる
予測できない街をゆく
遠い遠く
みえない星により頼むように星々の跡形を追う(ぶきっちょに
すずしい影をつくってくれるビルには陽影がない
『傷つけられたのに無花果また実ったよジャムにして送るね』
遠い遠い絵葉書
自分とゆうピースのない君のいきかた
深く広い眼をした科学者が平和の実せおって戦場へゆく
つやめく闇にまたたく星々
遠い遠く
まろやかに均衡してる灯りたちの集い
(こう在れと在りはじめたままの美しさ
に、涙してしまうホモサピエンス
遠い遠く
ちらほら弾けながら星々
きょうの身支度してる
予測できない街をゆく
遠い遠く
みえない星により頼むように星々の跡形を追う(ぶきっちょに
すずしい影をつくってくれるビルには陽影がない
『傷つけられたのに無花果また実ったよジャムにして送るね』
遠い遠い絵葉書
自分とゆうピースのない君のいきかた
深く広い眼をした科学者が平和の実せおって戦場へゆく
つやめく闇にまたたく星々
遠い遠く
まろやかに均衡してる灯りたちの集い
(こう在れと在りはじめたままの美しさ
に、涙してしまうホモサピエンス
色んな道を歩いて歩いて(迷ってとゆうことですよね)
終にまっ黒な停車場に辿りつきました。
真っ黒とゆうのは何を包みこんでいるのか分からない闇のことで
(あぁどうしよぅ
と
おもった
とき
遠く
光がみえました
頬綻びました
(希望に輝く人のように
光は
どんどん近づいてきてどんどん小さくなってきて私のまえでチリンと鳴っていってしまいました
(少年の顔した二輪のスフィンクス
後は前より膨らんだまっ黒なシーツのようななにを包みこんでいるのか分らない闇
手さぐりながら押しかえしながら私はまた歩きだす
(捨ててしまえない希望
歩いて歩いて歩いて
また
はたと戻って
バスの灯
求める
真っ黒な
停車場
で
終にまっ黒な停車場に辿りつきました。
真っ黒とゆうのは何を包みこんでいるのか分からない闇のことで
(あぁどうしよぅ
と
おもった
とき
遠く
光がみえました
頬綻びました
(希望に輝く人のように
光は
どんどん近づいてきてどんどん小さくなってきて私のまえでチリンと鳴っていってしまいました
(少年の顔した二輪のスフィンクス
後は前より膨らんだまっ黒なシーツのようななにを包みこんでいるのか分らない闇
手さぐりながら押しかえしながら私はまた歩きだす
(捨ててしまえない希望
歩いて歩いて歩いて
また
はたと戻って
バスの灯
求める
真っ黒な
停車場
で
朝露のシャワー浴びてる縞緑の芝生
靄ってゆく銀色の雫
いつもは友達と戯れている少年
一人ベンチに座ってる
その拳の形に膨らんだポケット
気づかれぬよぅそっとみたら
苦しい程の愛のあること
私、
おもいだしました
命って時にベンチに座って赤く光ったりするのですね
もうながく
おかれた時空にただ居るだけの人の傍らで
涙零したら
あちこちで火花散らしてる憎しみ
ただ只管(ヒタスラ)焼き直してる直向(ヒタムキ)
みえたのです
(人類は少しずつ救われてるのだと
まるで経験のようにおもえたのです。
人知れず贖う姿
その荘厳
私、心の手あわせてました
命って横たわっているだけで偉大なのだと思いました
完熟した太陽に包まれてる赤橙の公園
噎せかえるよぅな命たちの赤橙の馨
スピッツが全速力で走ってる、白い弾丸、長髪の彗星
うけとめる一人の青年の笑顔うけとめて
やさしく犬の背なぜてる
やさしい
美しい
手
(やさしかった)
心の中の貴方の手
私、いまも撫ぜられながらやっと生きてます
「優しさ」にささえられなければ生きてゆけない脆い
飴細工
そんな命もあるのです
様々に生きてる命。深く浅く大きく小さく。たぶん様々な幸せにむかって。生きてる。
~きょうであった命~
靄ってゆく銀色の雫
いつもは友達と戯れている少年
一人ベンチに座ってる
その拳の形に膨らんだポケット
気づかれぬよぅそっとみたら
苦しい程の愛のあること
私、
おもいだしました
命って時にベンチに座って赤く光ったりするのですね
もうながく
おかれた時空にただ居るだけの人の傍らで
涙零したら
あちこちで火花散らしてる憎しみ
ただ只管(ヒタスラ)焼き直してる直向(ヒタムキ)
みえたのです
(人類は少しずつ救われてるのだと
まるで経験のようにおもえたのです。
人知れず贖う姿
その荘厳
私、心の手あわせてました
命って横たわっているだけで偉大なのだと思いました
完熟した太陽に包まれてる赤橙の公園
噎せかえるよぅな命たちの赤橙の馨
スピッツが全速力で走ってる、白い弾丸、長髪の彗星
うけとめる一人の青年の笑顔うけとめて
やさしく犬の背なぜてる
やさしい
美しい
手
(やさしかった)
心の中の貴方の手
私、いまも撫ぜられながらやっと生きてます
「優しさ」にささえられなければ生きてゆけない脆い
飴細工
そんな命もあるのです
様々に生きてる命。深く浅く大きく小さく。たぶん様々な幸せにむかって。生きてる。
~きょうであった命~
1 すこやかな足
すこやかな赤いむきだしの足がゆく
優れている人を妬まず歩み寄ってゆく
噂話からは広い歩幅で逃げてゆく
とても自然に「苛めは嫌だ」と歌ってゆく
すこやかに赤いむきだしの足がゆく
2 念仏してる
傾いだ水色の優しい視線
澄んだ黒い瞳
嘘は言わないと念仏してる
人を傷つける嘘は決して言わないと念仏してる
嘘をゆうと心の骨組みがかたむくから
かたむくと真っ直ぐに生きられなくなるから
嘘は言わないと念仏してる
3 ほんものにちかい数式
自分のことを分かってもらおぅと思うな
人のことを分かったなどと思うな
分からないままそのまま受け入れよぅと思え
むしろ分からないが本物に近い
すこやかな赤いむきだしの足がゆく
優れている人を妬まず歩み寄ってゆく
噂話からは広い歩幅で逃げてゆく
とても自然に「苛めは嫌だ」と歌ってゆく
すこやかに赤いむきだしの足がゆく
2 念仏してる
傾いだ水色の優しい視線
澄んだ黒い瞳
嘘は言わないと念仏してる
人を傷つける嘘は決して言わないと念仏してる
嘘をゆうと心の骨組みがかたむくから
かたむくと真っ直ぐに生きられなくなるから
嘘は言わないと念仏してる
3 ほんものにちかい数式
自分のことを分かってもらおぅと思うな
人のことを分かったなどと思うな
分からないままそのまま受け入れよぅと思え
むしろ分からないが本物に近い
~教えてください~
戦争好きの人
苛め好きの人
教えてください
戦争は君にどんな幸せくれましたか
苛めは君にどんな幸せくれましたか
私が納得いくまで教えてください
(僅かなMONOを得るために(○○万人自国の兵を殺せば手に入ると)多くの国民をケロリと殺す人達
(ちいさな自分の心の穴ぼこをヘヘヘと埋めるために(本来友達であるはずの)人の心をボロボロにする人達
キッチリ教えてください
戦争好きの人
苛め好きの人
教えてください
戦争は君にどんな幸せくれましたか
苛めは君にどんな幸せくれましたか
私が納得いくまで教えてください
(僅かなMONOを得るために(○○万人自国の兵を殺せば手に入ると)多くの国民をケロリと殺す人達
(ちいさな自分の心の穴ぼこをヘヘヘと埋めるために(本来友達であるはずの)人の心をボロボロにする人達
キッチリ教えてください
1 春
見えない程の小さな翅
見えない程の小さな足
で駆け降りてくる
見えない程の小さな春たち
おもわずクシュクシュクシュ~ンとクシャミをしたら
グワァァァァンて
春風になって
笑うように吹き散らばっていった
2 風
アラスカで
大きな鯨が跳ねた
大きな群れで跳ねた
一斉に跳ねた
ダイヤモンドをちりばめたウエディングレースのような風が
日本の小さな町を覆った
花嫁となった私の町
氷の匂いのするスプリングブリーズ
見えない程の小さな翅
見えない程の小さな足
で駆け降りてくる
見えない程の小さな春たち
おもわずクシュクシュクシュ~ンとクシャミをしたら
グワァァァァンて
春風になって
笑うように吹き散らばっていった
2 風
アラスカで
大きな鯨が跳ねた
大きな群れで跳ねた
一斉に跳ねた
ダイヤモンドをちりばめたウエディングレースのような風が
日本の小さな町を覆った
花嫁となった私の町
氷の匂いのするスプリングブリーズ
ミルミルガラス鉢の水を吸いほしてゆくギリシャグリーンのギッシリのストローさきから
パッとtejinaのように溢れでたホワイトピンクのスィトピー
陽だまりの中のリビング
フルフルフルリルいい香り
いま君たちは春のバレリーナ
またたくかけぬけてゆくまだ若い春
ジョギングの足先がまだひんやり冷たい朝の公園
のタイル間からマッ黄イロの小花がミッシリと吹きだしてました
固い地中で必死に堪えてた命
いま君たちは絶望をいだいているものたちへの一列の希望
真っ黒な土にしゃがみこむ
太陽と月の匂いがする
ここそこかしこから若い芽たちが頭をもたげてる
それは時がきたぞとぬっくと起きて両腕広げた春のマ緑イロの力瘤
いま君たちはこの世界をひっくりかえらせそぅないきおいの新しい命
フルフルフルリルいい香り
優しい陽粒が膨らんで
春いっぱいの火照ったリビング
tejinaのように溢れでたホワイトピンクのスイトピー
背伸びを競う子供たちのよう揺れている
未来はあかるい
圧倒的な春の幼力(ヨウリョク)
いま君たちはたわわな幸せの進化の兆し
パッとtejinaのように溢れでたホワイトピンクのスィトピー
陽だまりの中のリビング
フルフルフルリルいい香り
いま君たちは春のバレリーナ
またたくかけぬけてゆくまだ若い春
ジョギングの足先がまだひんやり冷たい朝の公園
のタイル間からマッ黄イロの小花がミッシリと吹きだしてました
固い地中で必死に堪えてた命
いま君たちは絶望をいだいているものたちへの一列の希望
真っ黒な土にしゃがみこむ
太陽と月の匂いがする
ここそこかしこから若い芽たちが頭をもたげてる
それは時がきたぞとぬっくと起きて両腕広げた春のマ緑イロの力瘤
いま君たちはこの世界をひっくりかえらせそぅないきおいの新しい命
フルフルフルリルいい香り
優しい陽粒が膨らんで
春いっぱいの火照ったリビング
tejinaのように溢れでたホワイトピンクのスイトピー
背伸びを競う子供たちのよう揺れている
未来はあかるい
圧倒的な春の幼力(ヨウリョク)
いま君たちはたわわな幸せの進化の兆し
君はなぜ泣いているの
たとえ今日ヒソヒソコソコソ苛められたとしても
それは遠い遠いこと
あなた自身にとどきはしない
のだからあなたは変わることない昨日のままの
人を不幸にすることの嫌いな美しい人
この小さな花が
そう言ってる
よっ
たとえ今日ヒソヒソコソコソ苛められたとしても
それは遠い遠いこと
あなた自身にとどきはしない
のだからあなたは変わることない昨日のままの
人を不幸にすることの嫌いな美しい人
この小さな花が
そう言ってる
よっ
オリンピック
人間の限界への挑戦
スポーツによる人間たちの一致
(選手たちの必死な顔が美しい
感激しながら
テレビで
観戦してました。
日々
日々
重なるうち
金金金
国国国
で
一致してゆく
一致団結してゆく
(意志を飛び越え
ふと
ナチス政権下のドイツ国民
戦中の日本国民
それからそれから等々
を
連想してしまいました
『痛み分けですから』
「どうして先頭にでたのですか」といった記者への渡部暁斗ノルディック複合選手の答えです。
つまり、先頭は風をまともに受け体力を消耗します。ですから先頭の後ろにいるのが最も有利なのです(トップ争いまで)。
まさに渡部暁斗選手は其の最も有利なポジィションにいたわけで、いたにもかかわらず、先頭を自ら代わった。
『エリック選手はずっと先頭を走っていたので(代わりました)痛み分けですから。』
結果、金がエリック・フレンツェル選手、渡部暁斗選手は銀でした。
美しい銀です。
あのまま先頭の後ろを走り続け、たとえ金メダルを獲得したとしても、彼は潔しとしなかったのではないでしょうか。そうゆう笑顔でした。
(トップ争いのラストスパーク)
素敵でした。
オリンピックは
まぎれなく人間のスポーツ競争なのだと、
清々しく感じました。
こうゆう人が人間たちのなかに混じっていることに
何が起こるか分からない人間集団に
救いを感じました。
人間て
いいなぁと
思ったりもしました。
人間の限界への挑戦
スポーツによる人間たちの一致
(選手たちの必死な顔が美しい
感激しながら
テレビで
観戦してました。
日々
日々
重なるうち
金金金
国国国
で
一致してゆく
一致団結してゆく
(意志を飛び越え
ふと
ナチス政権下のドイツ国民
戦中の日本国民
それからそれから等々
を
連想してしまいました
『痛み分けですから』
「どうして先頭にでたのですか」といった記者への渡部暁斗ノルディック複合選手の答えです。
つまり、先頭は風をまともに受け体力を消耗します。ですから先頭の後ろにいるのが最も有利なのです(トップ争いまで)。
まさに渡部暁斗選手は其の最も有利なポジィションにいたわけで、いたにもかかわらず、先頭を自ら代わった。
『エリック選手はずっと先頭を走っていたので(代わりました)痛み分けですから。』
結果、金がエリック・フレンツェル選手、渡部暁斗選手は銀でした。
美しい銀です。
あのまま先頭の後ろを走り続け、たとえ金メダルを獲得したとしても、彼は潔しとしなかったのではないでしょうか。そうゆう笑顔でした。
(トップ争いのラストスパーク)
素敵でした。
オリンピックは
まぎれなく人間のスポーツ競争なのだと、
清々しく感じました。
こうゆう人が人間たちのなかに混じっていることに
何が起こるか分からない人間集団に
救いを感じました。
人間て
いいなぁと
思ったりもしました。
雨を吸って艶めいてる黒土(クロツチ)押しのけて魚燐の指が突きでてた
地中に潜んでる怪物の指のよぅ
(太陽の優しい温み
指先から
赤子の舌のような黄色い花辺が
ほんの少し覗いた
福寿草が咲くんだ
と思ったのに
暫くしてみたら
黄色い花びら
消えてしまっ
てた
けれど
たくさんの幼いこたち
(あれは咲かない花だった
なんて決めないでください
もしかして
あの黄色い一枚の花片
は、大気に兆してる地球の熟し加減を見極めるためにやってきた、それとも大きな太陽の小さな変化をチェックするためにやってきた、あるいは無数の銀河の生死が吐きだす紫外線の濃淡をみるためにやってきた、のかもしれません。
そして、ミッションを終えて、いま、地中で、
根っこや茎や花や葉っぱやらでそのデータを分析し咲く日を決めているかもしれません。
あるいはあの小さな行動には何かもっともっと大きな意味があるのかもしれません。
分りません
けれど
たくさんの幼いこたち
(分らないんだ
なんてガッカリしないでください
(分らないんだに至った時にはもうすでに分ったとゆう道を歩きだしているのです。分らないは分ったの始まりなのです。
だから
たくさんの幼いこたち
《一つの現象にであったらその原因理由を可能な限り考えてください。ほとんど分らないに至ってしまうのですが、その分らないに至る試みこそが分ったへの翼造りなのです。翼ひろげ隠されている事実へと飛ぶそして隠されている事実をみつける。それがほんとうに分ったとゆうことなのです。》
嗚呼、もうすっかり太陽の温み広がってます
どこまでもどこまでも陽(ヒ)色です
きもちがいいです
あれ
みてください
赤子の舌のような花片が
複数枚やってきてます
綺麗な黄色
魚燐の指
綻んでます
福寿草が
咲くのです
なんだか
なんだか
嬉しい
です
地中に潜んでる怪物の指のよぅ
(太陽の優しい温み
指先から
赤子の舌のような黄色い花辺が
ほんの少し覗いた
福寿草が咲くんだ
と思ったのに
暫くしてみたら
黄色い花びら
消えてしまっ
てた
けれど
たくさんの幼いこたち
(あれは咲かない花だった
なんて決めないでください
もしかして
あの黄色い一枚の花片
は、大気に兆してる地球の熟し加減を見極めるためにやってきた、それとも大きな太陽の小さな変化をチェックするためにやってきた、あるいは無数の銀河の生死が吐きだす紫外線の濃淡をみるためにやってきた、のかもしれません。
そして、ミッションを終えて、いま、地中で、
根っこや茎や花や葉っぱやらでそのデータを分析し咲く日を決めているかもしれません。
あるいはあの小さな行動には何かもっともっと大きな意味があるのかもしれません。
分りません
けれど
たくさんの幼いこたち
(分らないんだ
なんてガッカリしないでください
(分らないんだに至った時にはもうすでに分ったとゆう道を歩きだしているのです。分らないは分ったの始まりなのです。
だから
たくさんの幼いこたち
《一つの現象にであったらその原因理由を可能な限り考えてください。ほとんど分らないに至ってしまうのですが、その分らないに至る試みこそが分ったへの翼造りなのです。翼ひろげ隠されている事実へと飛ぶそして隠されている事実をみつける。それがほんとうに分ったとゆうことなのです。》
嗚呼、もうすっかり太陽の温み広がってます
どこまでもどこまでも陽(ヒ)色です
きもちがいいです
あれ
みてください
赤子の舌のような花片が
複数枚やってきてます
綺麗な黄色
魚燐の指
綻んでます
福寿草が
咲くのです
なんだか
なんだか
嬉しい
です
絶大な光がみえる
膨大な光がみえる
(めくるめく
背景は暗がり
暗い中で人間が刻々と変わりゆく時間から墜ちそうになりながら幸福(ヘイワ)を求め必死で生きてるそのなかに私もいる暗い背景
だけど
絶大な光
膨大な光
は、まがいなく
みえていて
私はまがいなく
めくるめいていて
めくるめいて
いる
の
だから
平和(すなわちコーフク)を求め続けることを止められない
こんなにもこんなにもこんなにも暗い背景の中で
膨大な光がみえる
(めくるめく
背景は暗がり
暗い中で人間が刻々と変わりゆく時間から墜ちそうになりながら幸福(ヘイワ)を求め必死で生きてるそのなかに私もいる暗い背景
だけど
絶大な光
膨大な光
は、まがいなく
みえていて
私はまがいなく
めくるめいていて
めくるめいて
いる
の
だから
平和(すなわちコーフク)を求め続けることを止められない
こんなにもこんなにもこんなにも暗い背景の中で