五月とゆう季節に似てるなぁーと思ったその中に私は居た
五月の風に綺羅綺羅と漣む桂の葉っぱ達に触れられながら
(ときめきを(過疎かなときめきを(何者かのときめを(感じて(その何者かに(私は(私を(託してた
落ちてゆく
滑り落ちてゆく滑り落ちてゆく
その太い腕に抱かれるように
滑ってゆく(その(肌触り(懐かしいような肌触り
(まるで(私自身みたいな肌触り
の
落ち尽した底
で
過疎かな
過疎かな
声
を
聞
い
た
過疎かな
~優しくねっ~優しくねっ~優しくね~って歌う
何者かの声
リビング
ソファー
上半身寝
足だけ縦に起きてた
何者かに会ってきたんだ
過疎かな声で優しくねって言われてきたんだ
私の底の底で
ガラス戸のむこうで
桂の葉達が漣んでる
~優しくね~
って谺ましてるみたいに
聞こえる
(草橇をした跡みたいに
(足が赤くなってた
~優しくする~
五月の風に綺羅綺羅と漣む桂の葉っぱ達に触れられながら
(ときめきを(過疎かなときめきを(何者かのときめを(感じて(その何者かに(私は(私を(託してた
落ちてゆく
滑り落ちてゆく滑り落ちてゆく
その太い腕に抱かれるように
滑ってゆく(その(肌触り(懐かしいような肌触り
(まるで(私自身みたいな肌触り
の
落ち尽した底
で
過疎かな
過疎かな
声
を
聞
い
た
過疎かな
~優しくねっ~優しくねっ~優しくね~って歌う
何者かの声
リビング
ソファー
上半身寝
足だけ縦に起きてた
何者かに会ってきたんだ
過疎かな声で優しくねって言われてきたんだ
私の底の底で
ガラス戸のむこうで
桂の葉達が漣んでる
~優しくね~
って谺ましてるみたいに
聞こえる
(草橇をした跡みたいに
(足が赤くなってた
~優しくする~