皆既日食に思う

今週は４６年ぶりという皆既日食の話題で盛り上がったが
改めて宇宙の不思議に関心が高まった気がする。

宇宙が誕生してから約１３７億年と言われている。
太陽の誕生が約５０億年前、地球は４６億年位らしい。
そして生命が誕生したのは３８億年前と言われているが
現在の人類の祖先が誕生したのが２０万年前とか。
そして農耕牧畜を始めたのが約１万年前と言う。
我々の文明が発生してから僅か数千年しか経っていない。

これからも宇宙は永遠に膨張を続けるらしいが
星の方は寿命が決まっているらしく
太陽や地球はやがて消滅を避けられないものらしい。
太陽があと５０億年位とすると
地球はそれより先に無くなる？

地球の生命消滅まで約１０億年とか。
その前に数千年後に氷河期が来る？
人類はそれまで生き延びられるのだろうか。
地球温暖化等と騒いでいる今が
本当に意味のある事なのか疑問である。
地球の未来を考える以前に
人類に未来は有るのだろうか。

地球温暖化の原因は？

　最近やけに環境問題ばかりが話題になるが
一体何の為の環境対策なのか疑問に思う事がある。
地球に優しいとかエコとか騒いでも
所詮人間の住み易さを守りたいだけでは無いだろうか。

　そもそも環境を壊してきたのは人間である。
地球上のあらゆる物を利用してきた。
それによって自然に以前あった生態系が壊れた。
色々な動植物が絶滅してきた。
人間だけが永久に繁栄するとは思えない。
いつか必ず滅びる時はやって来るだろう。
ただ今すぐではない。
何万年か何億光年か先の事だろう。
いくら科学や文明が進歩しようと
宇宙全体から見ればちっぽけな物だ。
大げさに地球の為になどと言わずに
自分達がもっと有意義な暮らし方を
お互いで助け合って考えて見るしかない。

　昔は自分の隣近所の事だけで問題なかったが
今では地球全体の問題になってしまっただけである。
所がそれが問題になってしまった。
言葉が違い、肌色が違い、宗教が違う。
たったそれだけの事で紛争が絶えない。
地球に優しくする前に
人間同士が優しくならなければ
環境破壊は止まりそうに無い。
本当に環境が良くなるのは
人類が絶滅した時かも知れない。

次世代の自動車は？

昨年からの不況で車の需要は
大幅に落ちていたのだが
最近はハイブリット車や電気自動車が
次々と発売されだして
販売の落ち込みも一服した感じだ。
エコカー減税とかで税金が大幅に免除されるので
それが人気の秘密かも知れないが
このエコ減税とか言う仕組みが
もう一つ良く判らない自分である。

もっと判らないのが家電品のエコポイント制。
テレビをデジタルに買い換えるのは判るが
大画面テレビを買う程ポイントが上がる。
少エネ推薦なら２８インチＴＶで一番良い筈。
やはり単なる購買意欲促進の為か
メーカーへの経済支援のようなものか。

車の主体もゆくゆくは電気かガスかに集約されそうだ。
主要動力がエンジンからモーターに変わり
排気ガスを出す車は廃止になるかも知れない。
そうなるとガソリンの高額な税金収入は無くなる訳で
その時暫定税率も消える事になるのだろうか。

代わりの税金は今度は何で賄うか予想すると
どうも電気か電池になりそうな気がする。
普及が進むまでは減税で優遇し
その後は大幅増税で元に戻す。
それまでにソーラー電池や風力発電で
自家調達可能な設備が
どれだけ整備出来るかが課題だろう。
それが何年先になるかまだ不明だが…

新型インフル問題に思う

この問題が発生してからもう一ヶ月である。
未だに毎日感染者の発生のニュースが流れる。
新型と言っても通常のインフルエンザと比較して
それ程病状に違いは無さそうなのに
何故ここまで大騒ぎをするのだろう。
マスコミも政府も神経の使い過ぎではと思う。

その報道に踊らされる国民も
余りにも異常に反応し過ぎる。
スーパーやコンビニでもマスクが売切れである。
７０年代初めのオイルショックの時の
トイレットペーパーの品切れを思い出す。

本来マスクは風邪を引いた者が使う物だと思う。
それが何時しか防御の必須アイテムになったらしい。
花粉症に悩む人がするのは仕方が無いが
健常者がしているのはどう見ても異様である。
マスクがウイルスを撃退出来るという根拠も
医学的に証明されているとも思えないのだが。

しかもこれは日本人だけの特性の様だ。
誰かが始めると皆が一斉にそれに見習う。
国民性と言ってしまえばそれまでだが
もう少し冷静に対応が出来ない物か。

外国ではマスクをしていると患者と間違われ
強制収用される事になると言う話も聞いた。
確かに患者も健常者も同じマスクをしたら
一体誰が感染者か判別が出来ない。
下手をすると犯罪者のかくれみのにも
利用される可能性も強い。
それよりも他に良い解決策を
見つける努力が必要と思う。

GWは終わったが

長いと思ったゴールデンウィークだが
終わってみると、あっという間である。
しかし判ってはいたのだが遠距離のドライブで
高速道路の渋滞の長さには懲りた。
高速ではなく只の有料道路と化していた。
おまけに帰りは雨にも降られ泣き面に蜂である。

世界中で自動車の販売は不況なのに
道路上を埋め尽くす車の群れ。
一度でいいから空を飛んでみたい気がする。
但し旅客機ではなく自家用の乗り物でだが…
公共の乗り物は今は避けた方が無難である。
何しろ新型インフルエンザのお陰でパニック状態。

とうとう今日は日本人の感染者が発見されたらしい。
同じ飛行機に乗っていた人間にはとんだ災難だろう。
タカがインフルエンザに恐怖の伝染病の様な騒ぎだ。
新型と言うだけで何故？
鳥インフルから豚インフル、そして新型へ？
ウイルスも進化をするのが当たり前になってきたか。

もう一度裁判員制度に思う事

いよいよ来月からに迫った裁判員制度だが
昨日の毒物カレー裁判の結果をみて
尚更素人の裁判員にこんな採決が出来るかと思う。
普通に考えると物証や自白がないままに
状況証拠だけで判断する時は
推定無罪が適用されるのでは無いか？
そんな状況で死刑を宣告するのは
一般人なら絶対に出来ないと思うが…
逆に証拠も充分の場合、殺意の有ったか無かったかも
本人以外は知る由もない事で
本人に謝罪の意思が有ろうと無かろうと
罪の重さが軽くなるのも不自然だ。
別の情状酌量を考えるなら
故意か過失かの判断基準だけだと思う。
しかしそれさえも人間の心の問題なので
第３者には理解し難い事も多いだろう。
法を守って人が人を裁くと言う事は
それだけ困難な仕事なのだ。
それを僅か３日間程の期間で結論を出して
他人の人生を決定づける事が
一般の国民に出来る物なのか。
こんな無理を強いられるなら
いっそ犠牲者の遺族に敵討の許可を与えるか
もしくはリンチの許可も与えた方が
よほど理解し易くなると思うのだが。
加害者と被害者のどっちの人権を重視するか。
それが一番の問題のように思う。
いっその事テレビで裁判状況を生中継して
判決は抽選で選ばれた視聴者の投票制にして
その結果を基準に判断するのはどうだろうか？

大相撲千秋楽

ＷＢＣは日本の２連覇で幕を閉じたが
こちら日本の相撲は相変わらず外国が強い。
先場所は朝青龍が優勝したが
今場所は横綱白鵬が全勝で１０度目の優勝。
優勝は昨日で決まっていたが
その後も気を緩めずに全勝を達成した。
日本人力士は若貴以来強い者が出て来ない。
日本古来のスポーツなのに何故？
八百長問題とか噂された事も有るが
実際にそんな事が出来れば
日本人の横綱が誕生していて普通だろう。
個人のスポーツだから技術体力と共に
より強い精神力を必要とする。
ゴルフの石川選手やテニスの錦織選手の様に
相撲界も若いスターが出現して欲しい物だが…

高速料金の値下げがスタート

昨年の今頃はガソリンの暫定税率期限切れで
大騒ぎだったのだが今回は高速料金の値下げ。
しかし内容が今一不透明なのが気になる。
適用条件が普通乗用車に限られETC搭載車限定。
土曜と日曜及び祝日に限っての場合でのみ
何処まで走行しても１０００円との事だが
大都市の高速道路は別料金だという。

今の高速道路は殆どが連結しており
しかもETCならノンストップで走れるのだが
何処から何処までがいくらになるのか
走ってみなければ結果がわからない。
ゴールデンウィークまでには
もっと分かり易くなるのだろうか。

テレビは進化しているか？

午後ぶらりと散歩がてら
近くの家電店に寄ってみる。
閉店セールで大画面テレビが
特価で売り出されていた。

しかし最近のテレビは面白くない。
と言うよりは興味が薄れている。
テレビもパソコンも
機器の方はどんどん進化しているが
肝心の中身の方が追いつかない。
いくら高画質で高音質でも
それに見合った放送が
製作されているとはとても思えない。

自分も今日は朝から夕方まで
一度もテレビのスイッチを入れなかった。
ニュースや天気など欲しい情報は
携帯電話やパソコンで簡単に見える。
映画や音楽もインターネットで
選べる時代になった。

大画面が必要なのは
気に入った映画を大迫力で
見たい時だけの様な気がする。
しかし昼間に好きな映画やドラマを
放送している事は殆ど無い。

その映画にしても
最近はデジタル技術の進歩で
特撮にばかり進歩が偏っていて
リアル感が乏しくなった様に思う。
生身の人間としての心理描写が
どんどん希薄になっていく気がするのは
自分の気のせいだろうか。

景気の悪化と経費削減

暖冬かと思えば急に寒冷化。
気温の変化が激しすぎて体調管理が大変である。
世界中が不景気風に悩まされているのに
天気の方までこれでは弱り目に祟り目だ。
お陰で自分も少し風邪気味である。
暮れにも同じ状態になっていたのでこれで２度目か。

会社でも経費の削減を理由に
５時には一斉消灯をする事になった。
日が少し長くなって来たので
真っ暗になる訳では無いのだが
やっぱり気持ちは暗くなってしまいそうだ。
帰宅後パソコンを弄っていても
目が疲れてあまり気分も良くない。
こんな時は早く布団に入って寝るのが得策か。
とにかく嫌な事は考えずにゆっくり休みたい。
明日は明日の風が吹くか。

あっという間に

２００９年がスタートして
まだ何の目標も持たないままに
ただズルズルと日々を送っているが
気がつけばもう立春も過ぎている。
暗いニュースばかり聞いているので
少しも春の気配は感じないのだが
季節だけは暦どおりに変わっている。

しかし時代の変化は暦とは関係なく
あらゆる物を超越し飲み込んで行くのか。
人類の求めた進化が
果たして進歩だったのか退化だったのか。
未来の歴史を覗かない限り
証明する事は出来そうに無い。
地球の歴史の数十億分の一しか
体験できない人間に
宇宙の真理を究めるのも不可能だろう。
ならば黙って流れに身を任せるしかない。
所詮、人生はあっという間に過ぎて行く。

オバマ大統領就任式

朝からこのニュースばかりである。
初めての黒人の大統領の就任。
幼い頃初めて聞いたのは
リンカーンによる奴隷解放と
南北戦争の話だった。
中学に入った頃には
ケネディの暗殺事件に驚く。
アメリカは自由も有る代わりに
武器による脅威も常に有る事を
痛感したものだった。
人種差別が本当に無くなったと
今度こそ信じられる時代に
なっている事を願いたい。
リンカーンもケネディも
自分の大好きな偉人達だが
どちらも暗殺者の凶弾に倒れた。
オバナ大統領もリンカーンを
尊敬しているらしいが
現在大不況に直面しているアメリカを
どうやって立て直して行くのだろうか。
理想だけで政治は行えないが
同じ運命だけは辿らないことを祈りたい。

何時になったら

今年に入ってもう半月が過ぎようとしているが
国会の方は未だに迷走中である。
これからどうするか誰が判断するのだろう。
麻生内閣の支持率がとうとう２０％を切ったらしい。
それでもまだそれだけ有るのが不思議でもある。
例え１％になっても麻生首相は退陣する気はない様だ。
ここまで来たら９月の任期一杯まで
石に噛り付いても政権は離さない心算らしい。
そこから先はどうにでもしてくれと言うのか。
それまで何も持たない小市民は
黙って我慢するしか無いのだろうか。
日本の政治ってこんな物なのか。
民主主義とはこんな物なのか。
北朝鮮の独裁政権と違いは
武力で統制されていないだけの事のようだ。
それで平和だと言えるのだろうか。

貰える当てのない年金や税金を納め
やりたくも無い裁判の審議に呼び出され
罪状認否の責任と守秘義務を負わされる。
そして大富豪も無職者にも一律の定額給付金を
期日も曖昧なまま実行すると言う。
これが本当の自由平等と言う事らしい。
本当に素晴らしい世の中だ事。
真に有難く嬉しすぎて涙が出る。

わが人生に悔いなし 石原裕次郎

わが人生に悔いなし　石原裕次郎


今年もこれで最後にしよう。

作曲家遠藤実さんの訃報に思うこと

遠藤実さんが亡くなった事を
昨日ネットの中で知った。
また一人、昭和の大作曲家が消えてしまった。
日本の流行歌は殆どの曲が
古賀政男か遠藤実の影響が大きい。
最近の歌にはメロディーの中に
あまり感銘を受ける物が少ないが
両氏の曲には日本人の心をくすぐる何かがあった。
そして一度聞いた曲は忘れられない。
「高校三年生」や「北国の春」等…
懐メロと言ってしまえばそれまでだが
時代を反映していただけでなく
民衆の心を代弁してくれた気がする。
遠藤氏はいなくなっても
彼の残した名曲の多くは
いつまでも皆の心の中に残る事は確かだろう。