へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

裁判員制度

2008-11-16 | その他
裁判員制度のお知らせ。
今日の新聞のチラシの中に入っていた。
今月末あたりから候補者への通知がされるという。
選挙権の有る者からくじで選び候補者名簿を作り
さらに事件毎にくじで裁判員を選ぶとの事。
随分と気楽な選出方法である。
選挙で議員を選ぶのとは全く逆である。
国の未来は選挙で決まり
犯罪者の未来はくじで決まるのか。
いや犯罪者だけじゃなくて
くじで選ばれた裁判員も同じ様なものか。
何しろ重犯罪の結果責任を取らされるのだ。
死刑執行の片棒を担ぐようなものだから…

国民全員が正義の味方なら問題ないが
それなら重犯罪がそんなに起きる訳も無く
誰にも一つや二つ気になる過去もある筈だろう。
似たような被害にあった者や
似たような犯罪を犯しそうになった事のある者も
裁判員に選ばれる可能性がある訳だ。
何にしてもくじで選ぶのだから…
これで司法が本当に正当に行えるのだろうか。
いっそ判決も死刑執行もくじで行えば簡単だろう。
それなら時間も手間もかからないし
誰からも文句は出ない筈だから…

今更何を言っても無駄かも知れないが
裁判員制度を変更する前に
国民の道徳教育の見直しをして欲しい。
犯罪を起こした者の処罰より
安全で安心な国家を築く方法を
もっと真剣に考えて欲しいものである。





本音と建前と

2008-11-12 | その他
最近テレビや新聞のニュースを見ていると
どうにも納得のいかない事が多すぎる。
政界も官庁も全てが異常事態の様に感じる。
日本は昔から本音と建前を
器用に使い分ける人種だった様だが
どうもそれが出来なくなっている。

平和の反対語が戦争と言うなら
戦争をしないだけで平和が築けるのか。
国と国との争いを戦争と定義するなら
公的機関同士でない争いは戦争ではない。
しかし日本は国内だけでも
色々な戦争をしている。
幼稚園から大学までの受験戦争。
就職戦争に交通戦争。
全ての場所で弱者虐めが発生している。
年金保障も医療体制も崩壊状態。
基本的人権の尊重と憲法で保障しても
とても国民全てを守る安全体制では無い。
これで日本は国家と言えるのだろうか。

まあ言いたい放題言った所で
何の解決策も出せる訳も無い。
所詮は負け犬の遠吠えかも知れない。
会社でも自宅でも
パソコンに向かっている時だけ
ちょこっとだけ本音で生きている気がする。

ガソリン代は下がったが・・・

2008-11-08 | その他
一時は180円台まで上がっていたガソリン価格が
最近やっと以前の価格まで下がって来たが
金融危機と景気の悪化が止まらず
以前のように車を乗り回す気にもなれない。
折角の行楽シーズンでもこの状態だから
冬のボーナスシーズンになっても変わらないだろう。

地球の温暖化防止より
景気の冷え込みの方が問題である。
自動車産業が衰退すれば
全ての産業が悪くなって行く。
これから景気を回復させるには
何が必要と言うのだろう。

石油燃料を必要としない産業を
開発していく事が最優先されるかも。
しかし時間が必要だろう。
急な変化は誰も好まない。
こちらが望もうと望まないに拘わらず
いつか時代は変わって行く。
自分の目でそれを見られるかどうかは疑問だが…



日本人とノーベル賞

2008-10-08 | その他
昨日から今日にかけて日本人の
ノーベル賞受賞のニュースが続いている。
昨日は3人の物理学賞が
今日は化学賞の受賞が報告された。
ノーベル賞は全部で幾つ有るのか。
どの様な基準で受賞が決定するのか
良くは判らないのだが、
日本人は物理学賞の受賞が多い様である。

物理にしろ化学にしろ
学校時代は頭の痛い学問だった。
自分は特に理数系が
得意だった訳でもないのに
何故か理数系のクラスに編入させられた。

それでも理科系は実験や観察で
色んな体験を出来るのが楽しくて
わくわくした記憶もある。
相対性理論や流体力学は
理解出来なくても
夜空を仰いでは
何万光年の宇宙の彼方や
彗星の軌道の不思議さに
想像を逞しくした事も。

ノーベルはダイナマイトを発明し
人類への脅威になった事を
終生後悔した様だが
文明の発達は両刃の剣である。
人間の考え一つで
優れた利器にもなれば凶器にもなる。

進化する事が進歩と言えるなら
いつかは人間は神の領域に
辿り着く事になるのだろうか。
その前に自らの能力を
活かしきれずに破滅に向かうのだろうか。







人間の本性

2008-10-06 | その他
「疑わしきは罰せず」と言う言葉がある。
日本の憲法は基本的に全ての人に
個人的人権の尊重を認めている。
これは悪く考えれば
どんなに他人の人権を踏みにじっても
その人間の人権は守られると言う事だ。
どんな極悪人でも正義が有る事になる。
世の中やった者勝ちと言う事だ。
どんな法律が有っても見つからなければ
何をしても良いと言う意味である。
そして死刑は残酷だと非難する輩達。
これでは悪が無くなる訳もない。

格差社会と言われて久しいが
弱肉強食が地球誕生以来の自然の法則だ。
弱者の保護は強い者だけが行える。
人類の歴史も全て勝者の論理なのである。
だから昔から表社会と裏社会がある。
所詮世の中は片方だけでは成り立たない。

裏社会の出来事は
永遠に闇の中だけの筈だった。
だが最近それが表社会に
出ている気配である。
政治の世界にしろ
スポーツの世界にしろ
影でしか動けなかった者たちが
表に顔を出そうとしているかのようだ。
社会が崩壊を始めた証かも知れない。
地球の環境を心配する前に
人間社会の破滅を心配するべきかも…
その前にまた誰かが
弱者を抹殺してしまうのだろうか。

性善説を唱えたり
性悪説を唱えたりするが
これまでの歴史は明らかに後者である。

全ての人類が平和に暮らせる社会は
全世界の人口が100人以下になった時
初めて訪れる物でしかないと思われる。
ノアの箱舟の神話の様に
善人だけを選べる事が
可能な場合のみの事であるが…




大臣の器

2008-09-28 | その他
麻生内閣が発足して
幾日も経たない間に
また某国交大臣が不適切な言動で
引責辞任に追い込まれている。
問題発言を繰り返す大臣も大臣だが
そんな閣僚しか選べない今の自民党が
やはりもう崩壊寸前という事かも知れない。

大体総選挙から後、何の反省もなく
首相が入れ替わり立ち替わりして
その度に同じ過ちを繰り返している。
公私の区別も国民の代表としての
自覚も無い個人的で一方的な発言を行う。
大臣としての器は
もっと重い物で在って欲しい。
こんな議員しか選べない国民が悪いのか。
今の選挙の在り方が誤りなのか。
いっそ選挙ではなく
国会議員も試験制度で登用したらどうか。
試験内容も結果も全て公開する事で
合格した者だけが議員という事にしたら
余程すっきりすると思うのだが…

魚か肉かと聞かれれば・・・

2008-09-20 | その他
幼少の頃は漁師町で育ったので
ご飯のおかずと言えば
毎日何かの魚料理が多かったので
当然の様に魚を多く食べていた。
肉類は殆ど食べた事が無く
高校に入ってから寮の給食で
カレーライスを食べた時が
肉の入った食事をした初めてだった。
卒業後は肉屋に勤めた事もあって
肉料理を多く食べる様になったので
好きか嫌いかと言うよりも
生活環境に左右される方が強い。
魚はやっぱり新鮮さが一番なので
食べたい時はそういう所に
行きたくなったりする。
健康的な面からでも
魚の方に好感を覚える自分ではある。

最近食品関係の不祥事が相次いで
何を食べるのも不安な世の中なので
せめて田舎に帰って
自給自足の生活をする事が
一番理想的だと思うこの頃である。

総選挙の準備?

2008-09-08 | その他
福田首相の突然辞任以来
国会の中が騒がしい。
またそれぞれが選挙運動の準備?
今、誰が総裁になっても
変り映えはしそうに無いが
何故それだけの事で
支持率のアップにつながるのだろう。
国民がそれだけ無能だと考えるのか。

高齢者が大半を占める今の社会で
未来に夢の無い話ばかりで
どんな選挙戦を行うのだろう。
政党政治の終焉が近い様な
そんな気がするのは
自分だけだろうか。

北京五輪の野球

2008-08-19 | その他
色々あっても何とか開幕して
あっという間に半分終わった北京五輪だが
日本の選手も活躍出来た者、出来なかった者色々だ。
それにしても水泳のフェルプスの8冠や
陸上のボルトの世界新には驚嘆するしかない。
人間としての基準が違っている様な気が…?

別に全員が金メダルを狙うなんて事は
初めから無理な事は当然だが
本来の実力を発揮出来ずに終わる人間は
少し気の毒な気はする。

団体競技の方ではサッカーもバレーも
日本男子は全敗である。
そんな中で今男子は野球、女子はソフトボールが
予選の真っ最中である。
日本はどちらも予選はクリア出来そうだが
今回が最後の五輪での試合なので
どうしてもメダルは欲しい所。
日本が一番楽しめる球技は
やっぱり野球しか無さそうだから…

北京五輪は本当に大丈夫か?

2008-08-04 | その他
まもなく開幕する北京五輪だが
未だに色々な不安が消えていない。
今日になって爆弾テロで警官が
16名も死亡したと言う。
中国と言う国は大きすぎて
全てを把握する事は無理がありそうだ。

こんな中でスポーツを平和の内に開催出来るのか
事件が起こってからでは遅いと思うのだが…
まあこちらはテレビで中継さえ見られれば
別に困る事も無いからいいが
出場する選手にとっては大変だろう。

中国に対して言えば
例の毒餃子についても何の進展も聞かない。
解決するまで輸入しないだけで良いのなら
それでも構わないのだろう。
日本からは何も催促は出来ないのか。
今の政府ではこんな物かも知れない。

地球温暖化の原因は?

2008-07-05 | その他
最近よく聞く地球の温暖化という言葉。
この原因が二酸化炭素の大量排出だと言う。
そうだと断言できる証拠は何処に有るのか?
確かに人間はどんどん自然を破壊し
人間の生活環境だけを優先してきた。
その所為で自然環境が壊れてきているのは確かだろう。
地球上のあらゆる物を利用し
人間の住み易いように改良してきた。
しかし一度手にした文明の利器を
手放せないのも真実だ。
今更昔には戻れないのだから。

だが地球の歴史から考えると
人間の歴史なんてちっぽけな物だ。
地球に優しくだの環境を守ろうと言っても
所詮人間の自己満足でしかない。
地球にとっては人間がどうなろうと
知った事ではない筈である。
地球は何度も色々な環境を繰り返して来た。
そしてその度に色々な生物が誕生し
また死滅しているのも事実である。
人間がどうあがこうと
未来永劫の存続など望めないだろう。
そしていつかは地球も消滅する。
それが宇宙の営みなのだから。
そう思うと小さな事にくよくよ悩んでも仕方ない。
それよりも現在を大切に生きる事ではないか。

自然はいつか自然に還るもの。
それは何万年何億年のサイクルだろう。
その頃人類が存在しているかどうか。
証明できる者は存在しないのではないか?
天変地異に逆らえる人間は誰もいないのだから。

日本の未来

2008-06-09 | その他
昨日の秋葉原での惨劇を聞いて
つくづく日本の未来が暗くなったと感じる。
人間が人間としての誇りを持てない国。
裕福な者は何処までも貪欲に暴利を貪り
無い者は徹底的に社会から締め出される。
そんな疎外感が幸せそうな他人を妬み
引き摺り下ろして溜飲を下げようとする。

自分が幸せな時には他人の不幸は無関心だが
不幸な時には幸せな人間が憎いと感じる。
これは人間の宿命なのだろうか。
犯罪者の味方をする訳ではないが
すがる者を持たない弱者は
自分を殺すか他人を殺すかの2つしか残らない。

殺すなとか生きろと言う事はたやすいが
貧乏人がどうやって暮らしていくかを
国は補償してくれるのかと言いたい。
医療も年金もお先真っ暗の中で
物価ばかりが天井知らずである。

それでも与党の議員さん達は
代案が無ければ悪法でも制定して
予算だけはしっかり確保するのだと言う。
国民の犠牲はやむを得ない事だと。
国の借金はとっくに破産状態で
何時自己破産宣告しても同じだと思うのだが
払うあてもない利子を架空計算だけ続けている。
どうせ何処かでご破算にするしか無いのに、
永遠に先延ばしをするのだろう。

そのうち病死者と自殺者で総人口も減って
医療費も年金支給額も減額できそうで
金持ちだけが生き残るので
政府にとっては万々歳と言う事になるのだろう。
人口も半分になればエネルギーも必要量が減り
地球の温暖化も防げる。

深い谷底へ向って落ちる所まで落ちてしまったら
それ以上落ちる事はないのだから。
そこからゆっくり登り始める事も出来るだろう。
日本の1000年後の未来は明るそうだ。

スピード社の水着

2008-06-06 | その他
北京五輪を目前に控えて
今水泳関係で大騒ぎになっているのが
水着によるタイムの違い。
英国スピード社の水着を着た者が
全員が記録を伸ばしていると言う事実。

女子はともかくとして
男子は本来股間のみ隠して泳げば
本人の実力以上の力は出せない筈なのに
なぜこうも着衣の事で問題になるのだろう。

水泳のレースなら正々堂々同じ条件で
競っての勝敗こそ称賛されるべきだと思う。
水着メーカーの開発競争を
五輪に持ち込むのは
有るべき姿勢とは思えない。

どうしてもと言うなら
全選手が水着を同条件で着用し
複数回での勝敗にすべきだろう。
そうすると選手には体力的に苦しいし
大会日程も大幅に伸ばす事になる。

もっとも理想的なのは古代ギリシャのように
素裸で競うのが一番良いのだが
それでは視聴者に公開して放送が出来ない。
出来れば芸術やスポーツに
もっと大らかな自由を認める事が出来れば
何の問題も無いのだが
ヌードから嫌悪感や猥褻感を抱かせず
公の場で競う事には無理が有りそうである。

それはそれとしても
二か月後に迫っている北京五輪は
本当に無事に開催出来るのだろうか?

改正道路交通法

2008-05-29 | その他
来月からまた新しい規制がスタートする。
シートベルトの後席での着用義務付けだ。
個人用だけでなくバスやタクシーにまで
着用を義務付けるという事だが
安全の為とはいえ
ここまでやらないといけない事なのか。

そもそも交通ルールを守り
安全運転を遵守していれば
必要の無い装置の様に思えるのだが

最近の当社は慰安旅行もやらなくなったが
観光バスのガイドさんの場合も、
走行中は車内での顧客サービスは
できなくなる様だが
シートに固定されてじっとしているだけの
旅行なんて何の楽しみが有るのだろう。

通勤バスの様に座席が少なく
立って乗る場合はどうなるのか。
まさか吊革からロープで引っ張る訳は無いか。
何でもシートベルトだけで補おうとする事には
到底無理があるのは確かだろう。

運転席だけが規制だった頃でも
ベルトが胸に食い込んだり
後ろを振り向く事が出来なかったりと
色々不便を感じたものだ。

酒も飲まず、煙草も吸わず
携帯電話も地上デジタルTVも見ず
じっと前だけを見て走行する。
もっと工夫を凝らせば
ベルトに頼らなくても
安全を確保する手段はいくらでも
出て来る様に思うのだが…

ガソリンもどんどん値上がりしている現在、
車への不満やストレスもどんどん上がりそうだ。

安全をどこまでも追及して行くと
その内に道路を通行する者には
全員が救命胴衣を着用する事を
義務付けされそうな気配である。



裁判員制度の意味とは

2008-05-24 | その他
あと一年後に始まる裁判員制度だが
未だに自分には目的が理解出来ないでいる。
何の知識もない一般人に
重大犯罪の有罪無罪を審理し
なお且つ刑罰まで判断させる事が
果たして正しい裁判のあり方なのかどうか。
しかも本人の意思とは無関係に呼び出され
正当な理由が無ければ拒否も出来ないとすると
軍隊の召集令状の様な物だと思うのだが…

正規の裁判官や弁護士でさえ
死刑の有無が曖昧な中で
一般人が人を裁くという事が
何処まで正当に行えるのだろうか。
スポーツの審判でさえ
ミスジャッジをする事が有るのに
ずぶの素人が正しい判断が下せるとは思えない。
無責任に他人の運命を左右する資格を
予備知識の無い一般人に預けて
それが正当な法治国家と言えるのか。
何でも民営化をすれば良いと言う物ではない。

それでも実行するのなら
いっそ昔の仇討赦免制でも導入したら
もっと被害者の為になるかも知れない。
死刑が残酷と言うかも知れないが
犯罪の犠牲者に対しては
何の憐れみも感じないのだろうか。
殺した者勝ちの様な世の中が
幸せな社会であるはずが無いのでは?
「歯には歯を」とまでは言わなくても
被害者の無念さを晴らすには
犯罪者にそれなりの苦痛を与えても
許されるべきではないだろうか?

自分としては何の関係もない第三者が
犯罪者を裁く事には同意しかねる。
罪を甘くすれば被害者への
きつくすれば被告者への
罪悪感を背負って生きる事になる。
そんなつらい思いを一般人が被る事に
この制度への不安と矛盾を感じる。