へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

40年前の日記

2009-09-05 | 日記
夜、昔の日記を取り出してみる。
ちょうど41年前の今日の日記。
就職1年目の寮の中での記録である。
8人程の寮生と同室にいた時の
仲間達の雑談の内容に
気分を害されて悶々としていた自分。
一部を抜粋して書いてみる。

----------------------------------------

まだ18歳未満の者ばかりなのに
タバコやパチンコ、飲酒に無免許運転。
それをポリスに呼止められた話や
補導員に引っ張られた話。
そんな話をベラベラと自慢げに語る。
もっとひどくなると女郎買から盗みや強姦まで
面白おかしく話すので手も付けられない。
悪いという反省の色は微塵も感じられない。
みんなやっている事だからと平然と言う。
社会の裏には歪んだ世界がある事は
感じてはいたがやはり悲しい。
そんな仲間に何の忠告も出来ない
意気地なしの自分が情けない。

法という物は名ばかりに過ぎない様だ。
逆に善良な者を苦しめる事が多い。
非力な自分は所詮、馬鹿正直に
真面目に苦しむしか道は無いのか。
全く嫌な世の中だ。

-----------------------------------------

40年前も今も被害に遭って泣く人間は
変わっていない様に思う。
先日も性犯罪の裁判が
裁判員制度の中で行われたが
本当の正義が通用する社会が
それで築けるかどうか疑問である。