お散歩
東京で(多分)一番広い公園に、
夕暮れ前にお散歩に出ました^_^
東京の風景とは思えません(^。^)
もちろん、北海道でもありません
1日から始まる、菖蒲祭りの菖蒲が
まだ、三分咲きといったところ
菖蒲は、この公園がある葛飾区の区花でもあります(^_^)
落語に興味をもった、きっかけのひとつ。
夫が誰かから、「名作だよ」とすすめられて、いっしょに聴いた(you tubeだけど)
『浜野矩随』(名工 浜野矩随 メイコウ ハマノノリユキ)
江戸時代に実在した腰元彫りの名人の立志伝みたいな話です。
もともと講談話だったので、落語のテーマとしては、わりと真面目でシビアな内容。
ざっくりとしたストーリーをば、コチラ ↓
http://rakugo.ohmineya.com/?p=400
浜野矩安(のりやす)という腰元彫りの名人、女房とまだ二十五の息子矩随(のりゆき)を残して早世します。
後を継いだ矩随ですが、腕は並以下。取引してくれるところもありません。
先代に世話になったからと、矩随が拙い細工を持ってくるたびにこれを買ってくれるのが、芝神明前にあります袋物屋・若狭屋新兵衛。
今日も彫った馬を持って若狭屋を訪ねてきます。
若狭屋はこれを見て矩随に尋ねます。
「矩随さん、馬っていうのは足は何本だ?」
「四本です」
「この馬は三本しかないが?」
「すみません、明け方にふとウトウトとして足を一本落としてしまいました」(テヘペロかいっ?)
これを聞いて若狭屋は怒り出します。
お前の父親にずいぶん世話になったご恩返しのつもりであんたのものを引き取ってきたが、もう愛想がつきた!!!
五両の金を渡して、これは手切れ金だ。金輪際うちの敷居は跨いでくれるな、下手な職人は生きてる価値がないから死んでしまえ!!!と厳しい言葉を投げかけます
最初に聞いた噺家さんが誰だったか、覚えてないんですが・・・
面白いんで、何人かの噺家さんを聞き比べてみました(you tubeだけど)
時代順に。
古今亭志ん生
三遊亭円楽(五代目)
古今亭志ん朝
立川志の輔
うん、はじめて聞いたのは、志の輔さんか、しん朝さんだった気がする・・・
噺家さんによってアレンジが加わるので、筋が少し変わったり、『のりゆき』さんの人となりも、微妙に違ったりして、聞き比べると、面白いですね!
明治時代、初代の三遊亭円楽が、もともと講話の題材を落語にしたのがはじまり。けっこう好き嫌いが別れる作品らしいですが、名作だと思います私は
『のりゆき』さんに、激とばす若狭屋さんの人柄が、とてもいいですね。
お人好しが積もり積もって、つい、言わなくてもいいことを激ってしまう。
しん朝さんか、志の輔さんバージョンでは、激高しながらも、他に商売変えすることをすすめたりもして、やんわりと冷静に現代的な諭し方が取り入れられてますが、
聴いた中で一番古い時代の志ん生さん(といっても五代目)では、激高するのみ。
「職人が手抜き仕事をしれっと持ってきて、はい、お代ちょーだい♥たあ、どういった了見でいっっっ!!死んじまえっっ!!」てな具合。
怒られている内容といい、若狭屋さんの思わずキレてしまった感じといい、非常にリアルでシビアなシーンでございます。
さて、こうまで言われた『のりゆき』さんの行く末や如何に?(末は名工になるんだけど)
彼の心情は噺家さんによって、味付けは違うものの、
「悔しい」
言われたとおり、さらりと商売変えもできない『のりゆき』さん。
なぜ、できないか?意気地がないからか?
追いつめられて、答えががでない。「うん、死のう」と思う。ということは、
彫り師の仕事に少しでも、矜持のようなものをもっているようです。半端だけれども。
まあ、本当に死のうとしたかは別として、死にたい気持ちは本当でしょう。
母親に、手切れでもらった五両を渡し、これからお伊勢参りにいくから、道中なにがあるかしれませんから、と出て行こうとすると、
母親は母親のカンで、若狭屋でなにかあったか?と問いただします。
「そうか、わかった。お前がそう思うならば、死ぬも良い。ただその前にひとつだけ、お前の形見となるものを、この母に残して欲しい。」
と言って、五寸ほどの観世音菩薩像を、彫らせます。もちろん、ちょちょいっと彫れるもんじゃありませんから(細かそうだし)
『のりゆき』さんはじめて、寝食を忘れ、何日も、ただただ、母親のためだけに菩薩像を仕上げるのです。
そしてっっっ、
そのっっっ、
出来たるやっっっっ!!!
うっそだろう!! 『のりゆき』さん、本気出してなかっただけやないの?
あとで、若狭屋さんが、名工『のりやす』(のりゆきの亡き父)の作と見間違うほどの像が仕上がるのです!!!
寝食わすれようが、どれだけ、必死になろうが、ヘタはヘタ、なはずです。
ただこの時の『のりゆき』さんの心情と、形見として彫った観世音菩薩像というテーマが、うまーーーくハマったのでしょう。キセキです。
人の目を覚まさせるような、はじめて、魂がはいった、というか。(きっとヘタには違いないが)
「彫る」ことの心を知った、とでもいうんでしょうか?
この『のりゆき』さんの変貌ぶり、物語なんだから、急に上手くなったっていいんだけれど、これだけ、興味深い人間ドラマ。
ただキセキがおこった、母親の念が天に届いた、とかじゃないと思うんです。タイミングが奇跡的ってだけで。
この観世音菩薩、いつもとどう違ったのでしょう?
ただ、上手いでは、人は魅力を感じません。亡き父『のりやす』さんも、技巧だけでなく、人の心を打つ何かを以て、名工と言われた人なんでしょう。
きっと、今までの『のりゆき』さんは、何を以て完成とするか? 心無く、ただ生活のためには適当に、父の仕事への畏怖もあるしで、あと一歩、踏み込んだ仕事ができないでいた。
ただモチーフをなでさすりだけするような、ヌルイ彫り方してたんじゃないだろか? ウジウジと・・・だから、河童彫るはずが、途中で狸みたいになったり・・・つまらない失敗もする。
周りに対しての甘えと、父親の仕事に対して、「おれあ、あんなことできないよお」とだらしなく、自分で自分を縛り付けていた・・・
そんなところだったんじゃないでしょか?
こおいうだらしのなさ、なんかよくわかるんで・・・・つい、書きすぎちゃいました・・・
さて、この菩薩の一件がきっかけで、ようやっと世に認められる名工へ、その第一歩を踏み出すにいたった『浜野矩随』
これで、あれよあれよとスターダムにのっかった・・・かどうかは知りませんが、数々の名作をのこしていったそうです。
そして、結果的に彼をプロデュースしたことになる、『若狭屋』さんですが、
かなりの好人物
母親に促され、くだんの菩薩像を手に、おずおずと若狭屋を訪ねてきた『のりゆき』さんを、
あっけらかんの平謝りで迎えます。
噺家さんによって、違いはありますが、だいたいこう。 ↓↓↓↓
「いっやーーーよく来ておくれだね、ささっ、今日は何持ってきたい?いっやーーーーこないだは悪かった!!!なに、あれだ、先日の酒がのこっとったんでねえええ、ちょいと虫の居所が悪くてさっ、悪かったねえええ、 あれから女房にどやされちまってねえええ、何かまちがいでもあったら、どうするってさ、今日あたりこっちから、様子見にいってみようかと思ってたとこさーーーー、いやいやいや、よっっっくきつくれたねええええ!!!」
当代一の謝り上手。でもとても温かくて、ほっとする場面でもあります。あれだけ追い込んどいて・・・・・ヒドイね。
私は円楽さんバージョンの謝り方が気に入ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=FOUoDhtBcyA
ところで、『のりゆき』さんが初期に作った、河童だけど狸になってしまった「カッパダヌキ」
この話は多分、噺家さんの後付けっぽいですが、もし本当にあるなら、見てみたい気もします。
バカにされるってことは、ある意味人の心をとらえてる訳で、ユルキャラ?として、人気でそうじゃない?
今週後半、けっこうヒマになりそう。
ヒマを楽しめるときと、そうでないときがあるから、やっかいもん。
漕いでないと倒れちゃう、自転車操業だもの。
夫のほうは、もうずーーーーーーっと、殺人的な繁忙期が続いて・・・
もう、辞めたいらしい ま・・またかよ・・・・
娘、私立だよっ!?大学も行く気満々だよっ!?
昔、まだ娘が小さかったころ、一度脱サラを試みるも、断念。
もとサヤにもどって今に至るが。
あの時は、私もまだ若くて、仕事もいっぱいあったから、夫が主夫で、なんとかなったけど、今はね・・・もう正直、乗り越える自信なんて、ないわよっっ!!
前書き脱線しましたが、前々から興味があった・・・・・古典落語
このカセットは亡き父のお気に入り。遺品整理のときに、なんとなくもらっておいたもの。カセットデッキもないので再生不可能。
で、amazonで、物色してみる。立川談志が人気高いね。
江戸に明るいわけでもなく、ま、初心者なので、どれがいいかわからんのですが・・・・
とりあえず、これ、ポチリました ↓↓↓↓↓↓
このところ、朝が早く、かといって、夜早く寝ているわけでもないので、
夜はもう、ほんとうに眠くて、ブログ書く余力が残されてない・・・・
布団の中で、スマホで書こうとしても、かなりムリでした。
夜遅い理由のひとつ
娘の弁当づくり。
苦手意識の裏返しなのか、わりと心血注いでます。
朝つくれる自信がないのと、
基礎力がないので、手ぬきのコツがわかってない。
なので毎回毎回、一球入魂・・・・つかれる・・・。
冷凍食品、もちろん使ってます。品数かせぐために。
作りおこすのは、卵焼きのみ。
それに肉焼いたり、野菜炒めたり。
スキマを冷凍食品でうめて、
カニカマなどで、アクセント。(プチトマト不可)
深夜なのに、ねむいのに、
ちくわにスライスチーズを詰めて、焼く。
『チーチク』っていう商品もありますが、それより、やってくれたほうが美味しいと言われ、そこもがんばってます。
お弁当って、コマコマと色んな食材が詰まっているほうが、一番美味しそうに見える、って聞いた事があるんです。
『美味しそうに見せる』
ここが自分的にはずせないポイントになってる。 なぜか。 ふう・・・・
ま、すこしこなれたかなあ?
こんな、残しやがって・・・・・
ウエブで拾い集めている、ファース様の画像が、けっこうな量になってます。整理が大変になってきました
素敵な写真がほとんどですが、ちょっと、レアでアレなものをピックアップしておきたいと思います。
どれからいこうか・・・・まずは、
まあ、ふっくら!! 役作りだったのでしょうか?今とは別人です・・・そしてこのポーズは何?
いや、でも親しみを感じます。なんか、仲間になれそうです。美味しい豚骨ラーメンの話で盛り上がれそうで、これはこれで好き
このお腹・・・・そこいらのオッサンです。
写真の出所の説明だと、『マンマミーア』
観てないのよね。メリルストリープがピンクのロンパース着て、踊ってるあの映画・・・
こんな、ふくよかなファース様が楽しめるのか・・・
つづいては・・・・
ガッシ!と手を取り合って・・・・
どういったシチュエーションだったのでしょうか?
男子高校生でも、こうはならないでしょう・・・外人てよくわからん。
次、最後。夜も遅いので。
ジイジとバアバ、初孫を抱くの図・・・・
ではなく、「ブリジットジョーンズの日記 3』邦題はまだなし。アメリカでは秋に公開とか。
ブリジットが赤ちゃんを生むらしい。
1作目を観たのは、かなーーり昔。はじめてファース様を観たのも、この映画です。
ファース様、若い!みんな、若い!
その時はそれで忘れてしまっていたのですが、はて、なにで、火がついたんだっけ?
『ラブアクチュアリー』だったかな?それも、アランリックマンをおいかけて観て、
あ、マークの人だ!!と再認識し、昨年『マジックインムーンライト』で火がついたんだ。
そうね、でも、前作からちょーーっと、時間置きすぎたんでないかしら?
パパママというより、ジイジとバアバに見えるでチュ♥・・・・
私は、からめとられやすい人間である。
IKKOさんが、なにかの番組で言っていた、
この言葉もひっかかってるので、これも・・・ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「やさしさを住まわせてはいけない。」
本当は冷たいんだけどなあ。でも「冷たい」と言われると、ギクってなる。 「嫌われる勇気」か・・・これも大事。
でも、「嫌われる勇気」という言葉を免罪符にするのも、なんか危険。ムズイです。
CMで見かけて、あら、ひさしぶりの 今井美樹
52才のお嬢さん!!!
少し痩せたのか? 色っぽい・・・草刈民代かと思ったら、斉藤由貴
美魔女とは、また別格の美しさです。・・・・
芸能人とはいえ、自分と同世代の人が美しいのは、なんか嬉しいです。
この世代の人たち、あんまり露出がないから・・・
雑誌では見かける、安田成美
この透明感は、驚異的。
昨日の夜は、 ものすごい風が吹き 、今朝もどんよりしてたのが、
昼前から急に夏日に。
自転車で買い物に出たら、焼けた~
県境なので、家から北へ向かえば、埼玉。
南に向かえば、in東京。
東京と埼玉では、町並みの様相が、ガラッと変わって面白いです。(今日は東京側へ買い物に)
東京側は、店も住宅も、こじんまりひしめき合って、
あーこのこまこま感が、東京なんだよなあ。狭くても、私はこっちのほうが、落ち着いて感じられます。ずっと東京生まれ、東京育ちだからかな?
埼玉側は、大きな農家、畑、舗装があんまりよろしくない道路。ワイルドです。どこ行くのも、車がないと・・・いや、のどかでもあるんだけどね。
埼玉育ちの夫は、埼玉側のが好きらしい。
新居で迎えるGW中日。
どこいくでもなく、のーーんびりと朝、洗濯ものを干し、夕方には取り込めるっていう幸せを噛み締める。
だって、普段は、部屋干しか、夜だもん ああ幸せ。