古いレンズを分解していくシリーズ第5弾は「Nikkor-Q auto 135mm F3.5 Ai改」です
このレンズは人気のNikkor-Q・C auto 135mm F2.8の弟分として1969年 NikonのフィルムカメラFシリーズに発売されました。
ちなみにAi改ってのは1977年にニコンがレンズの絞りレバーをカメラの露出計に連動させたAi方式のF3を発売した時に旧方式レンズを2本まで無料で改修してたからで、メーカー改修済みのレンズをAi改っていうんだそーです(* ̄- ̄)ふ~ん
私が買ったものは良く使い込まれた外観に少々のカビがあるおじいちゃんレンズでした
では分解掃除を始めます。銘板をゆるめると・・
前ユニットがゆるっと出てきました。中途半端に開けて止めてしまったみたいで、けっこー雑に扱われてたみたいです(;^ω^)
ユニットを分解すると分厚い合わせレンズが出てきました
レンズのカビは合わせレンズの外側にありました。内側がカビてたらエライことになってたのでラッキーです(^◇^)
次はマウント側からの分解・・でも、ネジがが ガチガチで緩みません(つд⊂)
Nikkorのネジは固いので有名(;^ω^) 無理せず他の方法で分解していきます
ピントリングにあるイモネジを外して先のカバーを外したら
下に出てくるイモネジを外して後ろユニットを取り出します
レンズ構成は3群4枚 でした
元どーりに組んで試し撮り・・ボケボケですΣ( ̄ロ ̄lll)
前の持ち主が組み戻した時にレンズの戻し方を間違ってたみたいで、きちんと直して再挑戦っ、中古レンズはこーゆーコトが時々あります( ̄▽ ̄;)
はいっ、キレイに撮れました(^◇^)
Nikkor-Q auto 135mm F3.5 Ai改、半世紀たっても使えるレンズでした。