今回は「SMA PENTAX 135mm F3.5」の分解掃除をやってみます(`・ω・´)
このレンズは現在のペンタックスがまだ「旭光学工業」だった頃の1977年に発売されたレンズで
なんと商品代金1円(送料はかかってますケド)の、絞り羽が動かないカビつきジャンクレンズとして売られてました。
そんなワケでさっそく掃除がてら分解してきます。前の持ち主が分解してたらしく部品はスルスルと外れていきます・・・なんかイヤな予感が( ̄▽ ̄;)
予感的中、ズームリングを止めてある3本のネジのうち2本のネジ頭が潰れてこれ以上は外せません(;^ω^) まー奥のはカビてないみたいだからこのままでもイイとは思うけどー
気を取り直して次は後ろの分解です
マウントを外したら次に絞りリングも外します
このレンズのカビかと思っていたのは、じつは油のよーな汚れでパーツクリーナーで拭いたらキレイになりました(*^。^*)
レンズがキレイになったら問題の絞り羽にかかります。とりあえず絞り羽を動かすレバーをピンセットつつくと「ゴリっ」というヘンな感触があって、そのあとはナゼか動くようになりました??
でもまた壊れそーな気も・・なもんで、兄(カスタムおじさん)に聞きました( ̄- ̄)
兄の見立てによると、長~いレバーの根本を一本のネジで締めてるから元々の構造が不安定なんじゃないかと・・だからレバーを少し下に曲げて引っかかりやすくしたらいいのでは・・という事でした。
さっそく緩んでたネジを締め直して、レバーを少し曲げてみると安定して連動するようになりました(^○^) 直ったからお前はどっか行けっ
ちゃんと動くようになったら組み戻して分解掃除は終了です✌
ポートレートも景色撮りもキッチリ撮れる真面目なレンズでした。
という感じで「SMC PENTAX 135mm F3.5」の分解掃除でした~