今回は「Nikon Ai Zoom -NIKKOR 80-200 F4.5」をお掃除しますっ( ^)o(^ )
このレンズは1977年にニコンがカメラに内蔵した露出計と絞りレバーを連動させた「Ai Nikkor」シリーズの一つで、大卒の初任給が96.000円だった当時に¥101.000というふっかけた値段で売ってたそーです(^^;
それから50年経って私が手に入れた個体は、外観はキレイんですがレンズにでっかいカビが生えてたり、直線ズームと絞り羽の動きがぎこちないジャンク品になってました・・かつての高級レンズもイロイロとガタが出てくるみたいです(^_^;)
そんなワケでさっそく直していきます。レンズのカビは前ユニットを分解してちょっと拭いたら案外あっさりお掃除できました✌
次はマウント側から分解していきますが、そのネジがメッチャ固い・・オールドニッコールのネジが難モノなのは有名ですが、毎度苦戦してます(^_^;)
そんなネジを緩める為には ‶アルコール漬け”です。アルコールを浸したキッチンペーパーをネジにの部分に引っ付けてラップを巻いたら24~72時間ほったらかしにしておきます。大きな瓶にそのまま浸す強者もいるらしいですケド(*^▽^*)
マウントや絞りリングを外して後ろユニットをだしたら
グリップのゴムを外してカバー止めてる3個のネジを外しますがココで大失敗、ネジが1コ潰れてしまいました( ;∀;) まあ、あと2本あればとりあえず機能的には大丈夫なんですが・・
先に進むと直線ズームのネジも潰れました(;´・ω・)(;´・ω・) コレは特殊な形のネジで1本しかないので けっこーヤバいΣ( ̄ロ ̄lll)っす。仕方ないので カメラにはあまり興味のない 兄(カスタムおじさん)にHELPを頼みました
ワケの分からないことを言いながら何か回してます( ̄▽ ̄;)
で、完成したのがコレ(^ω^) 潰れたネジを新しくして、ナイロン製の部品で直線ズームの動きも良くなります。
組み込むとこんな感じです。ネジは別なのを加工して、あと白いワッシャーは電動ガンの部品を加工してるそーです。あざっすm(__)m(なんだかスゴク後が怖いよーな気もするけど)
絞りユニットを外して調整すればお掃除は終わりです。
イロイロあったけど、なんとか完成しましたヾ(o´∀`o)ノ
9枚12群のレンズ構成、 どの焦点距離でもコントラストの落ちを感じない優秀なズームレンズは、さすがに値段が高いだけのことはあったみたいです(^ω^)
という感じで「Nikon Ai Zoom -NIKKOR 80-200 F4.5」の分解掃除でした。